トドの小部屋

写真付き日記帳です。旅行記、本や美術展の紹介、俳句など好きなことをつれづれに。お気軽にどうぞ。

ビリギャル

2015-05-20 14:27:45 | 映画
18日(月)に夫と静岡のセノバ9階のシネシティザートで、映画「ビリギャル」を観てきました。監督は土井裕泰。偏差値30で学年ビリの女子高生、小林さやかが、落ちこぼれ生徒の個人指導をしていた青峰塾の講師、坪井信貴と高2の夏に出会い、1年で偏差値を40あげて慶応義塾大学に現役合格する話です。原作はその塾講師の坪井信貴さんが書いた本で、実話だそうです。私立の中高一貫校に通うさやかは、中学入学以来、まったく勉強せず成績は学年でビリだった。素行不良で、エレベーター式にあがれるはずの大学に進学する道が断たれたため、他の大学を一般受験するため、塾に通うことになる。塾でやった学力テストの結果は散々で、小学4年レベルの復習にまでさかのぼらなければならないありさまだったが、志望大学を慶応義塾大学にきめ、坪井の指導のもと、さやかは懸命に努力するのだった。さやかさんの救いは、幼い頃からどんなときも彼女を信じ、絶対的味方になって応援してくれた母親の存在だったと思います。そして、塾講師が彼女の良さを認め、上手に伸ばしたことだと思いました。この映画は、教育問題だけでなく、家庭の問題もからみ、いろいろ考えさせられました。さやかが非行に走ったのも、両親の不和や父親との関係の悪さが原因になっていたようでした。実際のさやかさんは、現在、20代半ばの工藤さやかさんというウェディングプランナーをしている女性です。今は両親との関係も改善し結婚されています。先日、テレビで取り上げられて、出演なさってました。涙あり、笑いありの感動の映画でした。懐かしい名古屋弁がたくさん聞けました(笑)。元気になれます。お薦めです。
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