山口恵以子さんの「毒母ですが、なにか」。題名に惹かれて読んだ本ですが、すごい毒母ぶりに唖然とします。本のタイトルの「毒母ですが、なにか」が娘の星良が自分と母りつことの壮絶な親子関係、生育歴を描いた告白本の「毒殺する母」を読んだ後、りつこが描こうとする反撃本のタイトルになると言う結末に、救いのない毒母を見ました。ひょっとしたら実際にこれに近い親子もいるかもしれないと思うと、子育て中の人、これから子供を育てる人が読むといいと思いました。親の過大な期待に応えられず、潰れてしまう子供って実際にいるだろうと思います。この本の娘、星良も途中壊れかけた時期もあったけれど、芸能界に運良く入れたこと、また能力が高かったことで、活躍の場を見出し、毒母から自立できたのでハッピーエンドと言えるけど、りつこの娘に対する執着は相変わらずで、その点はハッピーとは言えない。子供には子供の人格、価値観、人生があると思わないとね。押し付けはいけません。
最新の画像[もっと見る]
-
瀬戸川でお花見 2025 6日前
-
瀬戸川でお花見 2025 6日前
-
瀬戸川でお花見 2025 6日前
-
瀬戸川でお花見 2025 6日前
-
瀬戸川でお花見 2025 6日前
-
吉田公園チューリップ祭り 2025 1週間前
-
吉田公園チューリップ祭り 2025 1週間前
-
吉田公園チューリップ祭り 2025 1週間前
-
吉田公園チューリップ祭り 2025 1週間前
-
吉田公園チューリップ祭り 2025 1週間前
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます