今日は静岡県立美術館のボランティア研修に午前中に出かけました。4月9日(日)から6月25日(日)まで開催している企画展と収蔵品展を学芸員の解説を聴きながら内覧する貴重な研修会です。今回の企画展「黄金のファラオと大ピラミッド展」は、エジプト研究の第一人者である吉村作治氏の監修によるもの。国立カイロ博物館所蔵の数々の至宝が県立美術館にやってきました!静岡でこのような至宝の数々を見ることができ、幸せに思いました。オープン初日には、吉村先生の特別講演会があったようです。
この看板の左側にある黄金のマスクは、第5室に展示されている、アメンエムオペト王のマスクで、BC993~984年頃と推定されています。ミイラの顔の上にかぶせて使われていました。美しかったです!館内撮影はできませんので、写真はありませんが、是非、実物をご覧になっていただきたいです。黒い展示室の奥中央でスポットライトに輝く黄金のマスク。必見です。第1室から第5室まで、それぞれのテーマ毎にストーリーになっています。第1室は「ピラミッドの建設とその技法」。当時使われた道具などが展示されています。第2室は「ピラミッド時代のファラオたち」。ファラオとは王様のこと。絶大な権力を誇った古王国時代のファラオ、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の像が展示されていました。クフ王の像は、大きなライオン女神像の傍らに小さく子供の像として一緒にありました。唇に手を当てている可愛らしい像で非常に珍しいものだそうです。
第3室は「ピラミッド時代を支えた人々」というテーマで、一般の人たちの像がありました。たとえば、パンやビールなどを作っていた人達の像が展示されていました。これらは王たちが死後も困らないように、一緒に埋葬された副葬品だったそうです。第4室は、「ピラミッド時代の女性たち」というテーマで、化粧品容器といった生活用品や、ネックレス、襟飾りなどの装飾品が展示されていました。細かい宝石を組み合わせた精巧な襟飾りなどは、このままの形で出土したのではなく、絵を参考に復元されたものだそうです。碧いラピスラズリが使われており、交易の広さが伺われるそうです。
第5室は「黄金に輝く来世」。美しく彩色された大きな木棺がありました。木棺の側面には「死者の書」が描かれていました。ミイラを入れた人型の彩色木棺や同形のミイラカバーなど、大きなものが展示されていました。第5室には、発掘されたミイラの映像や「死者の書」を常時映すテレビがありました。そして、今日観れませんでしたが、ツタンカーメンのマスクや、ギザのピラミッド、ルクソール神殿などを撮影したシアターもありました。最後に、黒い展示室に輝く黄金のマスクを観ました。エジプト人の像の独特のおかっぱみたいな髪型ですが、鬘だったそうです。
100点あまりの吉村作治氏が選び抜いた至宝ですので、説明できなかったものが多いです。微笑ましい夫婦の像など、キャプションを読みながら、とても楽しめる展示になっています。来月はボランティアをする予定なので、近日中にもう一度、じっくりと観覧したいと思います。同時に開催されている収蔵品展は、「静岡県美の明治洋画」という展示でした。こちらも、またじっくりとご覧いただきたいです。
内覧会が終わり、職員通用口から出る前に美術館の中庭を撮影しました。竹がたくさんあり、「帰郷」という石の作品がありました。普段、気に留めていなかったので、新しい発見でした。
お昼は焼津に戻ってコメダで、いつも食べるミックストーストとブレンドで済ませました。合計1000円。中身がたっぷりのボリュームのあるトーストサンドで美味しいし、御値打ちです。
この看板の左側にある黄金のマスクは、第5室に展示されている、アメンエムオペト王のマスクで、BC993~984年頃と推定されています。ミイラの顔の上にかぶせて使われていました。美しかったです!館内撮影はできませんので、写真はありませんが、是非、実物をご覧になっていただきたいです。黒い展示室の奥中央でスポットライトに輝く黄金のマスク。必見です。第1室から第5室まで、それぞれのテーマ毎にストーリーになっています。第1室は「ピラミッドの建設とその技法」。当時使われた道具などが展示されています。第2室は「ピラミッド時代のファラオたち」。ファラオとは王様のこと。絶大な権力を誇った古王国時代のファラオ、クフ王、カフラー王、メンカウラー王の像が展示されていました。クフ王の像は、大きなライオン女神像の傍らに小さく子供の像として一緒にありました。唇に手を当てている可愛らしい像で非常に珍しいものだそうです。
第3室は「ピラミッド時代を支えた人々」というテーマで、一般の人たちの像がありました。たとえば、パンやビールなどを作っていた人達の像が展示されていました。これらは王たちが死後も困らないように、一緒に埋葬された副葬品だったそうです。第4室は、「ピラミッド時代の女性たち」というテーマで、化粧品容器といった生活用品や、ネックレス、襟飾りなどの装飾品が展示されていました。細かい宝石を組み合わせた精巧な襟飾りなどは、このままの形で出土したのではなく、絵を参考に復元されたものだそうです。碧いラピスラズリが使われており、交易の広さが伺われるそうです。
第5室は「黄金に輝く来世」。美しく彩色された大きな木棺がありました。木棺の側面には「死者の書」が描かれていました。ミイラを入れた人型の彩色木棺や同形のミイラカバーなど、大きなものが展示されていました。第5室には、発掘されたミイラの映像や「死者の書」を常時映すテレビがありました。そして、今日観れませんでしたが、ツタンカーメンのマスクや、ギザのピラミッド、ルクソール神殿などを撮影したシアターもありました。最後に、黒い展示室に輝く黄金のマスクを観ました。エジプト人の像の独特のおかっぱみたいな髪型ですが、鬘だったそうです。
100点あまりの吉村作治氏が選び抜いた至宝ですので、説明できなかったものが多いです。微笑ましい夫婦の像など、キャプションを読みながら、とても楽しめる展示になっています。来月はボランティアをする予定なので、近日中にもう一度、じっくりと観覧したいと思います。同時に開催されている収蔵品展は、「静岡県美の明治洋画」という展示でした。こちらも、またじっくりとご覧いただきたいです。
内覧会が終わり、職員通用口から出る前に美術館の中庭を撮影しました。竹がたくさんあり、「帰郷」という石の作品がありました。普段、気に留めていなかったので、新しい発見でした。
お昼は焼津に戻ってコメダで、いつも食べるミックストーストとブレンドで済ませました。合計1000円。中身がたっぷりのボリュームのあるトーストサンドで美味しいし、御値打ちです。
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