花庄屋大鐘家

雨が降り出しそうな午後でしたが、１９日（日）に相良町の大鐘家にアジサイを見に行きました。
東名高速道路、吉田ＩＣを降りて、御前崎のほうへ１５０号線を下ります。
道路の左手に大鐘家の看板が出ていてわかりやすかったです。
家を出たのが遅かったので、すでに２時４０分くらいだったため、まず大鐘家の屋敷のそばにある蕎麦屋「門膳」で昼食をとりました。
たぶん、普段は静かなところなんでしょうが、今日は大賑わいで、門膳の人たちは大忙しでした。
通された掘りごたつ風の席から大鐘家の茅葺の長屋門が見えます。



私は海老天冷おろしを食べました。美味しかったです。



腹ごしらえをしてからゆっくり大鐘家を楽しみました。
母屋は今では茅葺から瓦屋根に変わっていますが、柴田勝家の城代家老だった大鐘藤八郎貞綱という人が
江戸時代初期に、ここ相良に大鐘屋敷を構えたんだそうです。建物は国定重要文化財です。
土間にはかつて３０人ほどの使用人の食事を煮炊きした大釜があり、



それとは別に主の家族用の釜が板の間の上り口にありました。



屋敷内部は黒くて太い梁や続きの和室など、掛川の庄屋屋敷加茂荘と相通じる感じでした。





庭は小堀遠州作だそうです。




紫陽花１万２千本が咲く庭園は今の時期とてもきれいです。
途中からポツポツ小雨が降り始めましたが、なんとか最後まで紫陽花を楽しめました。
紫陽花はフォトチャンネルを作りましたので、そちらをご覧くださいね。
ブログの左下にあります。