コロナ禍社会への対応に尽力されているのは「医療現場」だけではありません。
私たちは、日々の報道で「感染者数」を知り、経済対策(持続化給付金などの施策)の制度申請手続きをし、そして、感染予防のガイドラインや指針に従いながらコロナ社会で暮らしています。
制度や政策をつくり、事務を回しながら、国会議員対応をされている官僚や現場事務官の方々の実態調査を見て、様々な思いがよぎります。
「火事場の火消し」で消防士は生命を張って仕事をします。
自然災害の被災地で人命救助にあたる、自衛官や消防・警察の方々も生命を張って仕事をします。
人類を襲う「パンデミック」の中で、医療従事者も生命を張って救命医療にあたっています。
そして、この記事にあるように、官僚、役人の方々もパンデミックへの対応で生命を張って仕事をされています。
毎日会見されている、小池都知事や吉村大阪府知事等が説明に使用する「フリップ(パネル説明版)」を「制作・準備、用意」されている人がいます。徹夜仕事になることもあるようです‼︎
私も、組織仕事をしていた時に経験した『3.11』の対応は大袈裟に言えば生命を張ってミッションにあたりました。
それぞれの持ち場で、過酷なミッションに関わる方々は本当に大変です。
現場当事者ではない、受益者側の意識は、
「できて当たり前、やって当たり前」!
「それが君たちの仕事だろう!」的な思いや態度をとりがちです。
この記事を見ながら、総務仕事も同じ!と感じた次第。
私たち一人ひとりが「縁の下の力持ち」への感謝と思いやりを忘れずに、そして、管理責任者や経営陣や議員先生方は、過酷な現場仕事を担う人たちへの配慮と、適切なマネジメント(過度な要求排除、現場を守るために最終受益者への説得、イノベーティブなシェアワーキングの工夫等)を率先垂範しながら実践してゆく事も大切ではないでしょうか。
もう一つ、この機会に役所・省庁間のヘゲモニー意識やサイロ化構造を再考してゆくことも大切では!
と思う朝です。