藤井聡太二冠の勢いが止まりません。
『棋聖』となり一月余りで『王位』のタイトルホルダーとなりました。
二冠タイトルの最年少記録も大幅に塗り替え、また、八段昇格の最年少記録も、加藤一二三九段の記録を2か月更新しました。
という話を聞いた時、藤井二冠も凄いですが、加藤一二三九段の若かりし「天才」であったことをあらためて認識した次第!
かつて、七冠の圧倒的強さを誇っていた羽生棋士は、49歳となりタイトルからは距離遠置きながら将棋界を支えています。
将棋の対局は、一見「静」の「戦い」のように見えますが、実際は「動」のスポーツにも通ずる自己との「闘い」でもあり、プロ棋士は『ブレインアスリート』といえるかもしれません。
藤井二冠はまだ18歳!
これからますます「プレインアスリート」として油が乗ってくるでしょう。
羽生超えの8冠ホルダーとなる日も夢ではありません。
「ブレインアスリート」は組織勤めのワーカーにも当てはまるもの。
「コーポレートアスリート」を意識しながら、「探求心」を持って自分磨きをしてゆくことが大切です。
そして、
私たち「大人」は、18歳の青年から多くの学びと感動を与えてもらっています。
藤井聡太棋士は「天才」と言われますが、普通の若者でも、多くの人が持っている「パッション」と「潜在力」は計り知れぬものがあります。
日本の組織社会では「新入社員や若者」=何も知らない社会未熟者的な思い込みを抱く「大人社会」意識があるもの。
18歳の藤井聡太くん⁉︎でしょうか。
人の才能は、「管理」され「抑制」された環境の中では開花しません。
「協調」と「迎合」を優先する組織で、「イノーベーション」を誘発してゆくには、柔軟思考と探求心を持つ「若者」に「やってみなはれ!」の自由裁量を与えてみてはいかがでしょうか!
組織の中での「藤井聡太棋聖・王位」が生まれるかもしれません。
全ては、組織の「胆力」と人への「信頼力」があるか否か!です。