ハッピーライフ デザイン

幸せな人生をデザインしてゆく「羅針盤」ブログです

人間らしく生きる!

2020-08-17 18:00:00 | 日記



「エイジレス・ライフデザイン」の心得ノート その74. 『知性』を育む『気付きの力(意識力)』と「忘れる力(忘却力)』

2020-08-17 18:00:00 | 日記

私たちは、社会で働き暮らしてゆく「人生設計&デザイン」を『意識』しているか否かに関わらず、日々最善・最良そして充実した時間を送りたいと思うものです。

一部の「優秀」と呼ばれるナレッジ・アクティビィストたちは、高い人生目標を(心に)掲げて切磋琢磨し、人間社会の「競争」に挑んでゆきます。
人として立派な姿勢と思い(心)であり、努力を惜しまず、強い『意志力』と『意識力』は尊敬に値します。

こうした方々には、共通する「志向性」があるように思います。
「志向性」とは人間ならではの「脳力」であり、今の「人工知能(AI)」では持ち得ない「知性」の領域ともいえる「人間力」の一つです。

「知性」は時として、IQや偏差値のような指標で測られたり、「記憶力」の高さで測られたりする事がありますが、私の考える「知性」とは、人間の持つ「記憶蓄積力」や「記憶情報の再現力」だけで測るものではなく(記憶や計算処理能力はコンピュータ・AIの得意領域であり、人間能力では敵わない世界です)、「気付きの力」と「忘れる力」のウェルバランスが大切だと思っています。

「忘れる力」⁉︎  と思われるかもしれませんが、私たちは「人間」であり、記憶装置を持つ「コンピュータ」やAIではありません。

「知性」を育む上では、適度な「忘れる力」を持つ事も大切かと。
情報を詰め込んで『記憶』させることには限界があります。

人間の特性の一つは、誰もが「忘れる」ということ。(時々人生すべての出来事を覚えているような特殊脳を持つ人もいたりはしますが...)
何かを学んでも、一週間後には79%を忘れているという統計もあります(忘却曲線率)

忘れたことを思い出して、少しの努力をして新たな気付きを感じ、そして、また忘れて思い起こすと、「何か」を感じるようになります。「志向性」といえるものです。

「志向性」が起動すると、新しい価値創造に向けた『意識』が生まれてきます。
創造性や創造力は「複合化された意識」から生み出されるものです。

などチョット理屈深くなってしまいましたが、要は、人間らしく「学んで」「忘れて」また「学び」ながら、また「忘れつつ」、でも思い起こして、何かを「感じ」「気づく」人生を送ってゆきたいものです!
AIには真似のできない「人間らしさ」です^_^