お盆休みの週が始まりました。
例年だと、帰省ラッシュで新幹線の乗車率150%とか、海外旅行者でごった返す空港の状況が報道されています。
でも今年は、コロナ感染抑制策として「帰省自粛」「遠出自粛」で、新幹線の乗車率が5-20%のガラガラ報道や、東北県に墓参り帰省した東京在住の方への、「帰省警察」の心無いバッシング手紙の報道を見聞きすると、世知辛い社会になりかけている今を憂います。
これも、コロナが及ぼす社会のネガティブ変化の一つです。
人間は、寄り合ってゆかねば生きてゆけません。でも、今は誰もが「自分だけはコロナに感染したくない」「うつされたく無い」との思いで神経過敏になっています。
東京をはじめ、感染者が多い地域の「無症状保菌者」をデビルの如くバッシングする人間意識は誰もの「心奥」にはあるもの。
ただ、それを表に出すと「人間不信」を増長するだけです。
「我慢」するものではありません。
また、「批判や攻撃」すべきものでもありません。
私たち一人ひとりが「自覚と節操」の互恵意識を持ちながら社会生活を送れる世の中にしてゆくことが大切ではないかと思います。
そのためには何をすればよいのか⁉︎
御先祖さまとの対話をしながら、それを考えてゆくことが必要なお盆休みの週です。