とー いったわけで、新品のGMは、幾許も待たずして、こんな感じにヤレテしまうのでした。
既作のEZ8と、似て非なる色味にしたにもかかわらず、僚機として、ぜんぜん、違和感の無い印象になるの候。
まぁ、いつもの事・・・・・と申しますか、目にまぶしいオレンジの成型色とか、線の細いもやしっ子テイストは、
もはや、追憶の彼方といった面持ちになりました、めでたしめでたし。
ヴィネトとか、ジオラマのベースを拵えて並べたら、面白そうなのですが、お片づけの加減で、
あんましその方面頑張れないんですよね・・・・・・
下敷きサイズの、汎用ベースとか作っとくと、便利ではあるんですけども・・・・・・・・・・・
仕上げと並行して、ZOIDのほうも、ボツボツ組んでるんですが、
潜在観念無しに、組んでて、驚きとか感心が多いのは、バンダイのMGガンダ模だな。。。と思います。
比べるもんでも、無いんですが、同じパーツ数のスナップフィットでも、他社のは「作業感」が漂うのですが、
よくも悪くも「組み立てるTOY」の概念を、使命にしているバンダイプラモは、作る過程も「イージーにイイトコだけ楽しむ」感じ。
企業規模の違いだとか、アイテムの差は当然にしても、単純に「組んでて楽」で「面白い」といった差を、数組むほどに痛感します。
「苦労して作るのもプラモ趣味だろう」ってのも、理解できる世代ですが、
スポーツカー好きだけど、もはや良く出来たセダンも恋しくなるかんじ・・・とでも申しましょうかw
他のキットを、いくつか組むと、バンダイのMG組んで、リラックスしたくなる
この趣味に、あんましストイックなもんを、求めてない人なんで、ソレ系の人に叱られるかもしれませんが、
変に自分を追い詰めずに、楽しくつくるのが長続きして、完成させるするコツだと、いうのがモットーだったりの折
作りやすいキットは、やっぱし大歓迎となるのです。
などと、つまんない四方山を考えながら、パーツをもぎり、整形しては黙々と組み立て、ZOIDさんが、形になってきました。
「ここらで、多少なりともホッとする」のが、正直な心情なのかもw
ほいで、「こっからが、面白いとこ」だったりもするわけですな。
え?ゾイドは、いいとして、次のリラックスMGですか?????
「うーん・・・・・・・ギャンとかだめか???」
お聞きしたいのですが、唯緒さんは組み立てから仕上げまではどういった過程を踏まれているのでしょうか。
過去の記事を拝見させていただきましたが、
組み立て~黒下地~本塗装(黒立ち上げでしょうか?)の後、特にウェザリングはどういった手順でなさっているのでしょうか?
是非とも唯緒さんの「くすんだ色合い」(特にHMMライガーゼロ・ジェノブレイカ―・グレートサーベルの様な)を表現したいのですが・・・
もしよろしかったら教えて頂きたいと思います。 長文失礼いたしました
HOW TO本とか、まったく読まないし、勉強とかもあんましな、アパッチプラモ成分100%なので、全編たいしたことなかったりします・・
企業秘密とか、秘伝の味なんかは、有って無しだし、参考になるかわからんのだけど、「レギュラーメニュー」は、だいたいこんなん。
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ぼつぼつと、ニコ動の怪談朗読とか、ソフトークで、読み上げさした、テキストを聞きながら、
ヒヅミなおしと、パーティングライン処理しながら、組み立て。
組み立てながら、考えたネタに沿って、もごもごと改装
それっぽくなったら、傷云々より、改装箇所との馴染みをみるために、スプレーサフ1000番
あとは、「組み立てた状態のまま」ダークグレーなり、ダークブラウンなり、白の下地色で色付け。<これが、黒状態
加工に、カナヤスリと、250番くらいの木工ペーパーを使ってるので、荒れた部分を、もっかい丁寧に舐ります。
再度、全体に下地吹き
そのあと、可能な限り、分解して、影になって色が付いて無いあたりを1パーツずつ、色付け
<組んだ状態で色付けした部分を「手で持てる」ので、さっさと進みますな!!!!!
バラバラ状態のパーツを、予定の配色どおりに、種別けしたら、準備良し
それぞれのカラーごとに、流れ作業で、すかし塗り>>ハイライトを何段階か適当に・・・・
マスキングが発生するパーツは、こんときにちょいちょい
全部やっつけたら、組み上げながら、細かい塗りわけも進めて一段落
艶アリ部分とか、メタリックは、コートの加減で、後回し
デカールがある時は、ここで、ひとそろえ張ってしまって、乾燥後に、つや消しクリヤーで、コートしときます。
後に、「水で、はがれないくらいに」しっかりとコート<当然デカールが溶けたらOUTなので、段階的に・・
ここで、艶アリ部分やら、メタリック部分に色注し<綺麗なジムキャノンは、この状態
ハゲチョロを、シック(笑)に決めたいときは、この段階でしっかり描いときますヨ
ここで、「タミヤウエザリングマスター」と、水の入ったお皿、布切れと、大きい筆を準備
サンドカラーやら、サビ茶色のパレットを、「水で溶いて」、キットに、塗っていきます。
このときの濃さは、最終的な色合いやらに、関わってくるので、なんどか試してお好み加減を掴んでくださいな。
乾燥後に、布で、丁寧にふき取っていきます。
当然、こびりついてとれないとこは、水つけて拭けばいいんですが、
つや消しの塗装面に、パステル成分が、染み付ついちゃうので、「完全にもとの色には戻りません」
特に、白い塗装面を、洗うときは、覚悟なり注意なり加減なりしないと、
「あっれー?おかしいなぁ」とかいった結果になります・・・・・・・
<サビ茶は、良い味がでるので、お勧めですが、白いもんにつかうと、白じゃなくなります・・・確実に
ここまで読むと「普通のパステルでもいいんじゃないの?」って思うでしょうが、いっぺん使い比べてください、
ウエザリングマスターのほうが、しっかり染みて定着しますから・・・<コートは不要です
洗い終わると、デカールもキットも、独特の煤けと、すみっちょにたまったパステル分で、一気に齢をとります。
あとは、通常どうりにウエザリングマスターつかうもよし、エナメルシンナーで、ひらったパレットで、
ドライブラシするもよし、テクスチャー描くもよし、たのしくやりましょうか。
あたしは、このあとに、ブラシで、雨だれとかのテクスチャー描きます。
キラッとさせたいハゲチョロは、洗ったあとに描き込むと○・・っていうか、それぞれの工程は、適宜前後させることで、効果が変わってくるかも。
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・・・・・・・といった具合に、あたしがやってる「洗い」は、適当かつ単純な、方法なので、既作のKITなんかで、試してみると面白いですよ。
コツは、「しっかり艶消して水で溶けたパステルの粒子が、塗装面に、定着しやすい状態にすること」です。
すごい丁寧な解説ありがとうございます!!
今まで幾つか作ったAFVではウェザリングにパステルをオンリーだったんですが、いまいちしっくりイメージ通りに仕上がらなかったんですよね・・
ウェザリングマスター、使ってみます!
ウエザリングマスターは、普通のパステルに比べて「素人向き」とか、
使い込む前から、「あれ苦手なんだよね」なんていう、小粋系モデラーさんの声を耳にしますが、
実際、ビギナーでも、使いやすく、腕に覚えのある人は、さらに、工夫しがいがある、良いアイテムだと思います。
ただし、3色セットで、経るパレットが、偏るんよね・・・・・・・・・・
田宮さん、一色づつ大皿になってるのを発売してくだちい・・・・
てことで、楽しく、汚して遊んでくださいませw