1994年に出版された小石泉さんの『続ルシファー最後の陰謀』を読みはじめました。内容の一部に若干自分の考えとちがう箇所がありますが、大筋では同意できる興味深い本です。僕は陰謀とか、謀略という言葉はあまり好きではないし、毛嫌いするタイプの人間ですが、小石泉さんの聖書に対する理解と世界史観にはとても共鳴します。大概の日本人が見落としている聖書に対する十分な解釈をしなければ今世界中で引き起こされている紛争やハプニングを読み解くことは不可能だと思います。例えばフリーメイソンとか、イルミナティの話をすればすぐに拒否反応を示したり、笑ってごまかすことは3・11以降のこれからの日本人にとって、重要な問題に何も気付くことが出来ないで終わってしまうのではないでしょうか。特に、サタンという言葉に対してほとんどの日本人は拒否反応を示すと思いますが、僕は現代世界を読み解く重要なキーワードになっているように思います。被害者と加害者の歴史、また抑圧者と非抑圧者の歴史、支配者と非支配者の歴史を世界史の流れの中で読み解くことによって日本人のアイデンティティが確立されるようになるのではないでしょうか。島国日本人が表立って『世界史』に登場してきたのは19世紀半ばの話です。たかだか百数十年です。(厳密ではありませんが)マルクスの『資本論』やレーニンの『国家と革命』そして、聖書をきちんと読み解くという基礎的な学習を終えた上でブルジョワジーとプロレタリアアートの階級対立の問題をおさえておくことはとても大切ですが、反キリストの宗教史観も世界史を読み解く上ではとても大事だと思います。一言で言えば『悪魔教』の話です。大抵の人はみな、国家は独立していて、主権も認められていて民族は自決していると思いこんでいる人が圧倒的多数を占めると想像しますが、3・11以降は国家を超える『悪魔教』を信仰する人々が少なくとも数万人規模で存在しているのではないかと最近つくづく思うようになりました。世界認識というのを根底から考え直さなくてはいけないと無学な僕は痛感しています。僕の作ったマインドマップは資本論と国家と革命、そして聖書を読み込んでいない方にはおそらくチンプンカンプンだと思います。一言で言うと笑い話で終わってしまうでしょう。話を小石泉さんの本に戻ると、「アメリカの若者達は、自国の防衛とは関係ない戦場に駆り出され、富める少数の人々のために戦わなければならないのだ。それは石油の利点を守るばかりか、時には作りすぎた兵器の償却のための戦争でさえあった。実に第二次世界大戦以来、この武器償却の期限ごとに戦争が起こっているというではないか」このことはいろいろな方が触れていることですが、3・11においても分岐断層に核爆弾か純粋水爆を埋め込みながら巨大地震、巨大津波、原子力発電所の破壊による多くの人々を殺戮し、日本人を恐怖のどん底に陥れたと自分は現時点で強く信じ込んでいます。このマインドマップの考えを僕があらためるべき論拠が他に見つかりません。繰り返すようですが、キリスト教と反キリスト教の歴史、『悪魔教』を崇拝する人々がいるという歴史を紐解かなくては9・11も3・11もおそらく何も分からないで人生を終わっていくと思います。それはそれで人それぞれの生き方ですから何の問題もありませんが…小石泉さんからはとても学ぶことが多いです。もう一度聖書を紐解いてみようかなと思っています。
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