大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

できない人から学ぶ ー桜井章一 人を見抜く技術ー

2011-02-16 10:00:00 | 読書
『媚を売ればモノは売れる。でも、媚を売るということは、自分を売るということと同じだ。自分を売り続けていたら、やがてその人は壊れてしまう』
日々バックの中には何冊かの本を入れて移動しているのですが、桜井章一さんの本は僕にとってはとても目から鱗の連続、含蓄に富む良書です。ということで必ず時間があればページをめくって読みこんでいます。特に『人を見抜く技術』という本は人間を観察する眼力を身につけるにはかなり参考になりますね。特に、できない人から学ぶ、という桜井さんの独特のスタンスに敬意を表します。学問や専門分野を学ぶ上では自分よりも知識のあるひとに物事を教えてもらうのは当然ですが”人生を学ぶ”ということになった場合は学ぶ対象に”できる人”を決して選ばない。人生を学ぶには”できない人”の方が生きてゆく上で多くのことを教えてもらえるという。この視点に僕は尊敬の気持ちを自然と抱くようになって人を観察したり、人との出会いにおいてかなり参考にしています。できない人から学ぶということはできそうでなかなかできないと思うのですが…競争原理で物事を見ることに慣れきってしまった思考方法を根底から覆す魔法の方法はできない人から学ぶ、ということ。僕は日々実践しています。できない人から学ぶ姿勢を堅持すると怒らなくなり、心穏やかになれますね。良かったら是非試してみて下さい。怒りっぽい方は是非、試してみて下さい。


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