中城村と北中城村はごみ処理施設の長寿命化を行う時期を見据えてごみ処理計画を改正しています。そして、前村長が整備したごみ処理施設に対する財政負担を削減するために溶融炉を休止しています。
このことは、現村長が焼却炉だけを長寿命化することに決めたことになります。ただし、その長寿命化は自主財源により行う計画になっています。その理由はこのブログの読者であればよく分かっていると思います。
しかし、まだ長寿命化は行われていません。そして、来年は両村において村長選挙があります。そうなると、村民としては村長が変わったときのことを考えておく必要があります。
このブログの管理者は、万が一、現村長が選挙後に長寿命化を先送りするようなことがあったら、両村の村民は重大なリスクを背負うことになると考えています。なぜなら、村が財政負担を削減できるのは長寿命化を行うまでの期間であって、実際に長寿命化を行うと財政負担が増加することになるからです。
なお、両村(中城村北中城村清掃事務組合)のごみ処理施設は、一般的には去年から来年までが長寿命化を実施する期間になります。したがって、再来年以降に長寿命化を先送りすると老朽化が進行して財政負担が更に増加することになります。
※中城村と北中城村において次期村長が国の補助金を利用してごみ処理施設の長寿命化を行うことにした場合は、溶融炉を再稼動することになります。ただし、休止(廃止)した溶融炉は極めて特殊なものなので、再稼動しても長寿命化ができない可能性があります。したがって、両村においては現村長の任期中に財源の確保を含めた具体的な長寿命化計画を策定する必要があると考えます。