県が生態調査を目的に1匹5千円で買い取る特定外来種のヘビ「タイワンスジオ」(県自然保護課提供)
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県環境部は10日、本島中部に生息する特定外来種のヘビ「タイワンスジオ」を買い取ると発表した。
生息状況や食性を調べる目的で、県による買い取りは2018年度に続き2度目。買い取り額は1匹5千円(100匹に達し次第終了)。
8月30日まで。捕獲従事者としての事前登録が必要。
タイワンスジオは哺乳類や鳥類を補食する。県は希少な在来生物や生態系に被害を及ぼす恐れがあるとして、生態調査をしている。
体長は1.8~2.7メートル。灰黄色や黄褐色で、目の後ろや尾に黒い筋がある。頭の形は細長(ハブの頭は三角形)で、毒はない。
18年度には県が91匹を買い取った。捕獲数が最も多かったのはうるま市で35匹、恩納村が21匹と続いた。捕獲された場所は道路や民家周辺、畑や草地、家畜小屋などだった。
捕獲者登録や買い取りに関する問い合わせは県環境科学センター(電話)080(8576)0631。
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