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ヒルトンホテル1棟着工 本部町瀬底 20・21年開業 残る1棟も年内に

2018-06-28 06:45:45 | ニュース

本部町瀬底で完成予定の「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」(仮称)の完成予想図(森トラスト提供)
 

ホテル開発などを手掛ける森トラスト(東京都、伊達美和子社長)、ヒルトン・グランド・バケーションズ(米国、マーク・ワン社長)とヒルトン(同、クリストファ・J・ナセッタ社長)は26日、沖縄県本部町瀬底でホテル棟を着工した。同日、地鎮祭が開かれ、関係者が工事の安全を祈願した。

計画では2020年開業予定のホテル「ヒルトン沖縄瀬底リゾート」(仮称、約300室)と、21年開業で予定期間ごとに居室所有者を区分するタイムシェア型のリゾート(132室)の2棟を建設する。


地鎮祭で鎌入れをする森トラストの伊達美和子社長=26日、本部町瀬底

いずれも鉄筋コンクリート造で「ヒルトン―」が地上9階、タイムシェアのリゾートが地上10階建て。大成建設が設計と施工を担当する。建設予定地の敷地面積は約13万3千平方メートル。今回着工したのは「ヒルトン―」のみ。タイムシェア型は年内に着工予定だ。

伊達社長は「世界の人々が訪れ、地域の人に誇りと親しみを持ってもらえるようなリゾートを作りたい」と意気込みを述べた。高良文雄町長は「町としても最大限協力していきたい」とあいさつした。

 

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大阪観光大学が 沖縄キャンパス 来年4月、名護・恩納に

2018-06-28 06:40:40 | ニュース

ホテルや旅行会社など観光業界に多くの人材を送り出している大阪観光大学(大阪府熊取町)は27日までに、沖縄キャンパスを設置する方針を決定した。ホテルなど観光施設が多く立地している名護市や恩納村にキャンパスを設置予定で、2019年4月の開学を目標としている。同大と提携する海外の大学から留学生を迎え入れ、県内でレベルの高い観光人材を育成する。

沖縄キャンパスには、同大観光学部のサテライト校舎と航空機操縦士コース、外国人留学生が日本語を学ぶ「日本語別科」を設置する。観光学部と操縦士コースは沖縄や大阪などで授業を受けられる。将来的には県内で全ての単位を取得できるようにする。日本語別科は県内で全カリキュラムを修了できるといい、19年4月に先行して開学し、1学年40人程度からスタートする考え。

沖縄キャンパス開設の理由について同大は、世界的に展開するホテルが立地しているなど、観光面でのインフラが充実していることを挙げている。海外の提携大学から迎えた留学生が県内で日本語や接客の技術を学び、就職につなげることで人材不足を解消することも期待される。同大学観光学部の教授陣と県内の観光関係者がセミナーなどを通じて交流し、地域の発展に結び付けることも視野に入れている。

沖縄キャンパス開学に向けた準備室はすでに名護市内に開設している。今後は用地取得や校舎の建設、地元自治体との調整などを進めていく。 (平安太一)

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ついにあの「一蘭」が沖縄進出 人気豚骨ラーメン店 秋にも国際通りにオープン

2018-06-27 05:48:56 | ニュース

とんこつラーメン店を国内外で展開する一蘭(福岡市、吉冨学社長)が25日、今年秋にも沖縄に進出すると発表した。

那覇市の国際通り沿いに店舗を開く。


2018年秋に沖縄初店舗となる「那覇国際通り店」の開店を発表した一蘭の「味集中カウンター」(一蘭提供)

一蘭は国内に72店舗、香港や台湾、米国ニューヨークに合計5店舗を開いており、沖縄は78店舗目となる。

運営準備が整い次第、早ければ9月にもオープンする。

同社は「天然とんこつラーメン1種類に絞って提供している。こだわりの味を、県民の皆さまにもぜひ味わってほしい」と話した。

 

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「マンゴー共和国」建国 宮古島のマンゴー「甘い」 大統領が太鼓判

2018-06-25 22:24:30 | ニュース

宮古島産マンゴーのおいしさをPRする「マンゴー共和国」大統領の下地敏彦市長(中央)

=17日、宮古島市平良の島の駅みやこ

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全国一の収穫量を誇る沖縄県の宮古島特産品のマンゴーをPRするイベント「マンゴー共和国」(同実行委員会主催)が17日から始まった。

8月26日までの期間中、無料で発行することができる「入国ビザ」を提示すれば、市内の約50店舗で割引などの各種特典が受けられる。

市平良の島の駅みやこで催された「建国式」には下地敏彦市長が参加。共和国の「大統領」に就任し、「宮古島マンゴーのおいしさのとりこになること」などを宣言した。

マンゴーを試食した下地市長は「甘い」と太鼓判を押し、「おいしいマンゴーをたくさんの人に味わってほしい」とアピールした。

入国ビザは宮古空港到着ロビーや島の駅みやこで、無料で発行することができる。


島の駅みやこ出荷者協議会の上地誠副会長は「生産技術は毎年向上しており、良いマンゴーが出来上がっている。宮古島産のマンゴーを多くの人に楽しんでほしい」と話した。

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八重山黒木三線の棹

2018-06-25 12:21:21 | 三線

今では、伐採が禁止されている八重山黒木で製作した三線の棹です。

材料はほとんどといっていいほど手に入りません。

この樹を削り出していくと「うずら」と呼ばれる模様が出てくるのが特徴です。

心を叩くと、他の黒木とは違った音質だということが解ります。

胴体は、開鐘チーガに合わせてみました。

 

塗りは、赤スンチで仕上げました。

 

特殊胴のケージョーチーガ(開鐘チーガ)について

開鐘チーガとは、盛嶋開鐘三線の胴体に使用されている特殊胴のこと。

盛島開鐘 附胴(むしりまけーじょー つけたりどう)↓

所蔵:沖縄県立博物館・美術館

県指定文化財






琉球王国時代の開鐘(ケージョー)にまつわる興味深いエピソードが残されています。

ある時、首里王府の別邸だった御茶屋御殿で名工・真壁里之子(マカビサトゥヌシ)の作った三線を集めて弾き比べをした。

大抵の物は夜が更けるにつれ音色が悪くなっていったが、その一方で暁を告げる開静鐘(ケージョーガニ)の音が響きわたる時間になっても、ますます美しい音を奏でた三線が五挺残った。

この五挺は真壁作の優秀なものとし、『五開鐘』と呼ばれるようになった」

五開鐘のなかでも筆頭とされるのが王家所有の盛嶋開鐘です。

沖縄戦で一時は失われたと思われていましたが、幸運にも戦禍を免れ、1982年には沖縄県に寄贈され、現在は沖縄県立博物館・美術館に所蔵されています。

参考文献
「沖縄の三線」沖縄県教育委員会1992年(4ページ下段参照)
 
「琉球三線の名器一覧表」

県指定有形文化財の開鐘

盛嶋開鐘 附胴(ムリシマケージョー つけたりどう)

翁長開鐘(ヲゥナガケージョー)

志多伯開鐘(シタファクケージョー)

湧川開鐘(ワクガーケージョー)

富盛開鐘 附胴(トゥムイケージョー つけたりどう)

※(  )内のカタカナは首里言葉。
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