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沖縄のことあれこれ。

知名定男復帰公演

2015-04-10 07:57:15 | ニュース

2012年3月の公演を最後に一線での活動を控えていた民謡歌手・知名定男の復帰コンサートが3月29日、うるま市民芸術劇場響ホールであった。ブランクを感じさせない艶っぽい歌声としなやかな指使いから奏でられる三線の音色―。「これからは、しがみついてでも歌い続ける」と誓った。南こうせつや宇崎竜童らと共演するなど豪華なステージで復帰を飾った。

 

「南洋小唄」や軽快なリズムの「ヒンスー尾類小」など立て続けに5曲歌った。知名定照の琉琴に合わせ、味のある声で完全復活を印象付けた。

 

最初のゲストは知名を「さだおじー」と親しみを込めて呼ぶ夏川りみ。「童神」「涙そうそう」をしっとりと歌う。「十九の春」は知名と掛け合いで歌い、会場を沸かせた。

 

知名が「兄弟分」と呼ぶ南は「うちのお父さん」を観客と共に歌い、心を一つにする。知名との「神田川」ではギターの旋律と三線の音色が調和し、ぜいたくな舞台をつくり上げた。南の声だけが静寂の会場に響き、観客も心に染み入った様子で聞き入った。

 

続いて登場したのは知名が「透き通る歌声」と絶賛する森山良子。「初めて沖縄と関われた歌」(森山)と言う「さとうきび畑」をギター1本で歌うと、心を揺さぶられ、涙を拭う人の姿も見られた。知名の三線に合わせ、「てぃんさぐぬ花」をうちなーぐちで歌うなど沖縄の人に寄り添った歌を披露した。

 

宇崎もギターをかき鳴らしながら「沖縄ベイブルース」などを歌い、知名とは「赤花」をセッションした。特別ゲストとして元THE BOOMの宮沢和史も飛び入り。知名から「せがれです」と紹介された宮沢は「島唄」を歌った。

 

知名は再び舞台に登場し、ネーネーズと「バイバイ沖縄」を歌い終わると「復帰できてよかった」としみじみと話した。アンコールでは知名作曲の「山河、今は遠く」「黄金の花」を全員で歌い上げた。

 

感謝の思いを込めるように、それぞれのゲストとセッションを始める前に目を合わせて、笑顔で三線を弾き始める知名が印象的だった。58年間の歌手生活で得た“家族”との共演で再出発を果たした。(大城徹郎)

 

下は懐かしの動画

 

島唄-Gackt&知名定男

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声が出る限り、歌い続けて欲しいものです。

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首里城、訪問者数で世界10位 宮殿・城でCNN調査

2015-04-09 15:08:02 | ニュース

米CNNテレビの関連ウェブサイト「Travel+Leisure(トラベル・プラス・レジャー)」が選定した「訪れる人が多い世界の宮殿や城(World’s most visited palaces and castles)」10選に、首里城(那覇市)が第10位で紹介された。


各観光施設や政府機関などから寄せられた訪問者数などのデータを基にしたランキング。

首里城は日本国内で唯一ランクインした名所だった。


1位は年間約1534万人が訪れた中国・北京の紫禁城だった。

2位は約933万人が訪れたフランス・パリのルーヴル宮殿、

3位は800万人が訪れたタイ・バンコクの王宮(グランドパレス)などと続く。


サイトは首里城には年間約175万3千人が訪れていると紹介。

400年以上にわたり琉球国王の居城だったことや、1945年の沖縄戦で完全に破壊され、92年に再建された逸話を掲載している。(呉俐君)

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いつかは楽器トップ10に三線が入ることを期待!

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沖縄への愛 忘れずに 「HY」15周年

2015-04-07 18:58:04 | ニュース

県出身のバンド「HY」がことし、活動15周年を迎えた。ほぼ毎年全国ツアーを行い、精力的に活動しながら、ツアーファイナルは沖縄で開催することも多く、地元への愛着は強い。メンバーは「15年はあっという間だったが、15年たっても沖縄を拠点に大事にしていくことは変わらない。意識していないが、沖縄の自然が歌詞に出てくるものもある」と沖縄への思いを語る。


HYは新里英之(ボーカル&ギター)、名嘉俊(ドラム)、許田信介(ベース)、仲宗根泉(キーボード&ボーカル)、宮里悠平(ギター)の5人。2001年にミニアルバム「Departure」でデビューし、10年には第61回紅白歌合戦にも出場した。ことし2月には最新アルバム「LOVER」を引っさげたツアーファイナルがあった。


初めてのラブソングをテーマにしたアルバム「LOVER」はバラードが多く、ツアーでの趣向も変わった。名嘉は「アップテンポな曲からのスタートが今までのライブだった。今回はスローテンポなバラードが続いたが、今までのファンはそれでも笑顔で迎えてくれた」と胸をなで下ろす。新たなHYをファンも受け入れたことに笑顔を見せる。


新里は「ライブは来てくれるファンと直に接する。すごく成長できるし、素直に心を開いて、つながりも生まれるところだ。ライブはできるかぎりの数をやっていきたい」と意欲を見せた。


節目の15年を振り返り「早かったが、自分たちは一年一年誕生日を迎える感じ。ライブは生活の一部だ。支えてくれる家族があってこそステージに立てる。引き続きもっとパワフルにやっていきたい」と語り、「(ことしも)5人の個性が前に見えるようなバンドになっていきたい」と前を見据える。


7月には新アルバム発売も予定している。名嘉は「地元の沖縄で今も拠点で活動している中で、生まれてくるものを精いっぱい表現していきたい。まだまだ知らない沖縄がたくさんある。それに触れた瞬間に生まれる感情を詩にしたいし、パワフルに作って行ければと思う」と意気込む。


メンバーにとって沖縄は「母のような、全てを受け入れてくれ、私たちに与えてくれる」(仲宗根)、「おじい、おばあも沖縄で生まれているし、ずっと離れたくない場所」(名嘉)だ。


15周年の意気込みを「ツアーも2回あり、アルバムも発売される。皆さんに早く聞かせてあげられるようにしたい」と話す。より力強く、そして沖縄への愛も忘れずに。支えてくれる人への思いを曲に込めていく。(大城徹郎)

☆HYオフィシャルサイト


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HYには三線も大いに活用して欲しいものです。

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ペットボトルの「泡盛カクテル」 夏にも製品化

2015-04-01 06:23:44 | ニュース

飲料水の製造販売などを手掛ける琉球アジアン(うるま市、藤本栄一郎社長)は、ペットボトル容器入りの泡盛をベースとしたカクテル飲料の製造に取り組んでいる。今夏までに製品化し、女性や若年層を対象に、泡盛の普及につなげていく考えだ。


琉球アジアンは泡盛カクテルの製造に向けて、1月にリキュール製造免許を取得。同社によると、酒造メーカー以外のリキュール製造免許の取得は県内初だという。


販売を予定している泡盛カクテルは、350ミリリットルのペットボトル容器で、アルコール度数は5%以下とする。価格は200円前後を予定している。ラベルを見ただけで沖縄のイメージが湧くように「OKINAWA カクテル」と名付けた。


第1弾として、泡盛をベースにパイナップルジュースとココナツミルクなどを使用した「チチ」や、黒糖やコーヒーエキスを使用した「カルーアミルク」などを発売する予定だ。カクテルのレシピやテイスティングなどの監修には泡盛マイスター協会(新垣勝信会長)が全面協力する。

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先日のニュースで若者の需要が少ないとありましたが、カクテルで多少は愛好者が増えていくことを期待したいもの。個人的には泡盛はよく飲みますのでこのカクテルも買って飲みたいと思います。

三線の需要も増えて欲しいものです。

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