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海外とも中継、一体で記念日祝う 「世界のウチナーンチュの日」初の記念祭

2017-10-31 15:16:14 | ニュース

 

沖縄県が昨年開催した第6回世界のウチナーンチュ大会の閉会式で制定された10月30日の「世界のウチナーンチュの日」を祝う制定記念祭(県主催)が30日、那覇市のANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューで開かれた。沖縄県や市町村、経済界、文化関係者ら約230人が出席し、県民と海外の県系人らが心を一つにして絆を深め、沖縄の誇りや文化、ゆいまーる(助け合いの精神)などを継承していくことを誓い合った。

初開催となった制定記念祭では、海外のウチナーンチュたちを支えた歌を民謡歌手の知名定男さんや仲宗根創さん、大城バネサさんが歌った。歌手の宮沢和史さん、アルベルト城間さん(ディアマンテス)ら創作芸団レキオスのエイサーの協演も行われ、会場は手拍子で合わせ、盛り上がった。

名護市の会場やブラジル沖縄県人会とも映像や音声を中継でつないでの交流も行われ、一体となって記念日を祝った。

翁長雄志知事は「世界のウチナーンチュの日を祝い、各国各地でウチナーネットワークの交流の輪が広がっていくことを願う」と期待を込めた。

世界35カ国の県系人約500人を取材した、元沖縄テレビキャスターの前原信一さんは海外の県系人に沖縄の伝統芸能や心を受け継ぐ人が多いことにも触れ「世界のウチナーンチュの日を通して逆に私たちがウチナーンチュとは、うちなーの心とは何かを考える日になってほしい」と語った。

最後はアルゼンチン生まれで県系2世の歌手・大城クラウディアさんが「世界ウチナーンチュの日」告知CMソング「ミライカナエ」を披露した。クラウディアさんは、沖縄の歴史や文化を学ぶ「ウチナージュニアスタディー」に参加した、海外在住の県系人子弟らと一緒に肩を組み、情感を込めて歌った。

 

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世界のウチナーンチュの日

2017-10-30 20:53:11 | イベント

世界のウチナーンチュの日とは


平成28年10月30日(日曜日)、第6回世界のウチナーンチュ大会閉会式において大会実行委員会会長である翁長知事より10月30日を「世界のウチナーンチュの日」として制定することが宣言されました。

本日は世界中の県人会で催し物が開催されています。


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オリンピック旗が沖縄に 東京五輪・パラリンピック フラッグツアー歓迎式 11月10日まで県内で巡回展

2017-10-30 19:31:21 | ニュース

東京オリンピック・パラリンピックのフラッグ歓迎イベントに出席する小池百合子東京都知事(右端)、翁長雄志知事(中央)=30日午前、那覇市の県庁


2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向け、オリンピック旗やパラリンピック旗が全国各地を巡回する「フラッグツアー」の沖縄での歓迎イベントが30日、那覇市の県庁1階の県民ホールで開かれた。
 

長雄志沖縄県知事や小池百合子東京都知事らが出席し、東京五輪で活躍が期待される県出身ウェイトリフティング選手の糸数陽一さんもフラッグツアーアンバサダーとして参加した。

小池知事は「オリンピックに向け、沖縄でもどんどん機運を盛り上げてほしい。東京、沖縄で連携したい」と呼び掛けた。

翁長知事は1964年の東京五輪の聖火リレーが県内で行われた当時を振り返り「今回も沖縄から聖火リレーがスタートしていくとありがたい」と、小池知事にPRし「県内でも機運をぜひ盛り上げていきたい」と強調した。

オリンピック旗とパラリンピック旗は11月10日まで県内を巡回して展示される。30日午後は歓迎式の会場となった県庁1階県民ホールで展示される。31~11月2日は名護市役所、3日から5日が沖縄市立図書館、6日は那覇市立曙小学校、7~8日が沖縄市役所、9~10日が豊見城市役所でそれぞれ展示される。【琉球新報電子版】

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世界の県系人の歩みアプリに 4カ国語で年表公開 WUBpedia あすから無料で/

2017-10-29 07:27:33 | ニュース

 世界のウチナーンチュの歴史を集めたスマホ向け年表アプリ「WUBpedia(ワブペディア)」の無料ダウンロードが30日に始まる。沖縄ツーリスト(OTS)の子会社で、5月に設立された「WUBpedia」(那覇市、佐久田明トニー社長)が運営。佐久田社長は「世界中のウチナーンチュの歴史をアプリに網羅するウチナーンチュのアーカイブ(保存記録)だ」と意義を語った。30日にアンドロイド版を公開、ios版アプリは近日公開する予定だ。

 移民が始まった1899年から現在の各国・地域の出来事を年表にまとめ、アプリに結集した。当初は日本語、英語、スペイン語、ポルトガル語の4カ国語で運営する。今後、各言語での投稿を多言語で見られるシステムも導入していく。編集担当者が各言語で更新し、誰でもコメントや「Joto(上等)」ボタンで反応できる。ワブペディアは、1997年9月に設立されたWUB(ワールドワイド・ウチナーンチュ・ビジネス・アソシエーション)と、「学ぶ」という意味で「pedia」をつなげた造語。

 佐久田社長は「アプリを通して人をつなげ、ウチナーンチュのストーリー(物語)を伝えたい」と語る。

 海を渡ったウチナーンチュは、古里のためにお金や豚を送って沖縄経済を支えた。今後も改良を進め、世界のウチナーンチュをつなぐアプリを追求する。「若い人たちが移民(の歴史)を知らないこともある」と指摘する佐久田社長は「過去があるから、次の世代も頑張れる。世界でどんな活動をしているのか、共有できるアプリにしたい」と強調した。

世界のウチナーンチュの歴史年表アプリ「WUBpedia(ワブペディア)」

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「コーヒーと合う♡」 謝花きっぱん店「冬瓜漬」に金賞

2017-10-28 22:32:35 | ニュース

謝花きっぱん店の「冬瓜漬」=27日、那覇市松尾の同店

琉球王朝時代からの伝統銘菓を製造販売する「謝花きっぱん店」(那覇市)の「冬瓜漬(とうがんづけ)」がこのほど、味の素AGF(東京)が主催する「珈琲♡和菓子アワード」の四国・九州・沖縄ブロック上位5位に与えられる金賞に選ばれた。

冬瓜漬はトウガンと砂糖を5~6時間煮詰めて作る。天候やトウガンの性質で加減が違うため、製造には細心の注意と経験が必要とされる。300年ほど前に中国・福州から伝わったとされ、砂糖が高級品だった当時は王族など特権階級しか口にすることができなかった。

同店6代目の謝花久乃さんは「コーヒーやお酒のお供など、冬瓜漬は幅広く楽しめる。若い人にも味わってほしい」と語った。

☆謝花きっぱん店公式サイト☆

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