青少年文化の向上と発展に貢献した団体・個人をたたえる第39回巖谷小波文芸賞・第56回久留島武彦文化賞の贈呈式が29日、東京都内のホテルであった。久留島武彦文化賞の団体賞に、沖縄の文化や言葉を取り入れ、独特の作品を上演してきた人形劇団「かじまやぁ」が選ばれ、代表者に賞状や副賞が贈られた。
受賞した「かじまやぁ」は1974年に発足。人形が宙に舞うアクロバティックな技芸を取り入れながら、沖縄の歴史や文化を基にした作品を公演し、子どもからお年寄りまで好評を得ている。沖縄と台湾の文化を融合し、全国各地の保育園・幼稚園・小学校などで活動していることが高く評価された。
久留島武彦文化賞の団体賞を受賞し、喜びを語る人形劇団「かじまやぁ」の桑江純子さん=29日、東京都の山の上ホテル
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代表の桑江純子さんは「これまでの活動が評価され、この上ない喜びを感じている。沖縄、本土にとどまらず世界的な文化交流に尽くしていきたい」と語った。
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