伊是名村で6日、サンゴの産卵が確認された。日本の渚百選にも選ばれている二見ヶ浦海岸のマッテラ浜から海ギタラの浅い海域では、帯状に赤く伸びるサンゴの卵が海面の波に揺られていた。前日から南風に乗って独特な生臭いような匂いが集落に漂っていた。
ウミンチュ(漁業従事者)によると赤い波打ち際は、前夜に産卵したものが、翌日、波が穏やかな時にのみ浜に寄せて見られる。タイミングが良くないと見られず、数年に一度見られる光景だ。
サンゴの卵はしばらく漂ったあと、定着して新しいサンゴに育つという。
ウミンチュ(漁業従事者)によると赤い波打ち際は、前夜に産卵したものが、翌日、波が穏やかな時にのみ浜に寄せて見られる。タイミングが良くないと見られず、数年に一度見られる光景だ。
サンゴの卵はしばらく漂ったあと、定着して新しいサンゴに育つという。
琉球新報(比嘉陽子通信員)