個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

インスタ映え?

2017-09-21 11:07:51 | 教室から
こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

スマホの普及により、次から次へと新しいサービスが誕生し、それとともに人々のライフスタイルも大きく変化してきました。SNSをほとんどしない私は、もはや時代に取り残されてきた感でいっぱいで、会話についていけるよう勉強しなければなりません。

今回は、私がほとんど知識のないことについて書きますので、間違いだらけかもしれませんが勘弁してください。

スマホを持っている人、特に若い世代のほとんどはSNSをしているのではないでしょうか。私と同世代でも続々と始める人がでてきます。周りの友人からも「やってみたら面白いよ」と言われたので少しだけしたことがあるのですが、私には合いませんでした。Facebookなどに自分自身や遊びに行った場所、食べた料理の写真を載せることに、めっちゃ抵抗があります。プライバシーを守りたいのと同時に、正直「こんな写真、だれが興味あんねん(笑)」と思ってしまいます(楽しんでやっておられる方を非難してるわけではありません。誤解のないようお願いします)。

「インスタ映えする写真の撮り方」「インスタ映えするスポット」などという言葉をよく耳にしますし、実際に良い評価をもらえるように、みんないろいろ工夫していますね。

芸能人などのように注目を集めるのが仕事の人たちがそうするのは当たり前ですし、ビジネスとしてSNSを活用する意味もよく理解できます。ですが、一般の人がプライベートでなぜそこまでする必要があるのか、私なりに考えてみました。

人はもともと、「自分のことを見てもらいたい」「認められたい」「褒められたい」という欲望があるのかもしれません。だれだって、褒められたりしたら、悪い気はしないでしょう。それどころか、幸せな気持ちになりますよね。その幸せな気持ちをどんどん増やしていくために、インスタ映えする写真をみんなは撮っているのではないでしょうか。

私も塾で勉強を教えるだけでなく、このようにブログを始めました。読んでくれている方がいると、とても嬉しい気持ちになりますし前向きな気持ちになります。そして直接お会いした方に「今日のブログよかったよ」などと言っていただくと、さらに幸せな気持ちになれます。

「子どもは褒めて育てなさい」とよく聞く言葉がありますが、本当にそうなんだなと思います。もちろん、いけないことをした場合はきちんと怒るという当たり前のことはしないといけませんが、ささいなことであっても、大人がししっかりと気づいてあげて褒めること、ましてや子どもが努力したことについては絶対にその努力を褒めてあげる、そういったことが子育て、あるいは教育の現場に必要なことではないでしょうか。

ある専門家の先生によると、小学校の低学年のクラスの約半分の子どもが「愛着障害」またはそれに近い症状の子どもがいる学校もあるそうです。これは、親と子の関係が正常ではないことが原因なんでしょう。私は専門家ではないですので、詳しいことはわかりませんが、愛情不足で苦しんでいる子どもが増えているということは事実だそうです。

だれだって長所と短所があります。大人になってからも、他人の短所ばかり探し、文句を言ってもよい関係は築けませんよね。それが子ども相手なら、なおさらです。まだまだ未熟な面もたくさん残っている年齢なのですから、できないことだらけで当たり前なのです。といって、できないことばかり見つけてそれを怒っていると子どもは「自分はあかん人間なんや。なんか、しんどいな」と幸福感がなくなった生活になってしまいます。ですが、子どもなりに頑張っていることや良いところを、無理やりにでも探して褒めてあげることで、きっと子どもは自信を持ち、幸せな気持ちになるはずです。それは、親と子の関係だけでなく、学校や塾での生徒と先生の関係も同じだと思います。毎日1回ずつ子どもに「いいね」をつけていくのはどうでしょうか。

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