 | 狼と香辛料 (電撃文庫)支倉 凍砂メディアワークスこのアイテムの詳細を見る |
まあ、さすが二期もアニメ化されたり、シリーズが１２巻も出たりしているだけのことはありますね。
今更な感じはしますが、斜め読みですが追っかけています。
掛け合いはおもしろい。
たぶん、そこが受賞の理由だろうと思うのですが。それだけじゃない。
頭のよい女性と、相手役の男性。という組み合わせは、大介花子じゃないけれど、いくらでもあるパターン。
ライトノベルとして成立させるための仕掛けが必要だったのでしょう。
だから、狼なんですね。
ただ、肝心の商売の方ですが。
お金が欲しい。店を持ちたいというロレンスの気持ちもわからなくもないですが、もう一歩踏み込めない。感情移入できないところが残念。
でも、メインターゲットはティーンズですから。
リアリティよりもわかりやすさ。
なのかもしれませんね。
