ずいぶんと長く作業してきましたが、ようやくサーバーのトラブルを脱しました。個人的に半ば勉強をかねて触っている部分で起きたトラブルだったので助かりましたが、継続したサービスを受注していたらと思うと怖いですね。
こういうとき、先日の新幹線の連結装置のこともありますが、二重三重にもしものための策が講じてあって、そんなものが何年も人知れず新しい車両にも引き継がれて機能するって凄いことですよね。
日本製品万歳論者ではありませんが、割高だけどそういうところまで手を抜かずに完成度が高いものを創るっていうのは日本的ですね。
今回の自分の作業も、電子的なものですからこれ以上作業コストを掛けないほうがいい、と判断して放棄し、新しいものを触り始めるという作戦もあり得ました。外国でいえば、土地も材料もたくさんあるところなら、放棄したりという戦略が正解の場合も多いのでしょう。でも日本は作り直す材料も大変だし、そもそも線路や道路など、最初からそこにしか用意できない、という土地の制約も多そうですよね。そういう環境が、製品作りにもにじみ出ているのかなと思ったりした1日でした。