ふと、専門学校の非常勤講師をしていた時によく休み時間に雑談していた中国からの留学生のことを思い出しました。
普段はアニメとゲームの話しかしない彼の言葉で印象的だったのは、政府の規制などに関して話す時に、政府とは呼ばす、共産党という言い方だったこと。
なんとなく引っかかって話を続けて、自分なりに見えてきたのは、彼にとっては自分たちの政府ではなく今のところ中国を支配している組織という認識なんだなぁということでした。確かに中国の軍って国の軍ではなくて共産党の軍だし、そういう意味では過去に中国を支配していた始皇帝から始まる一連の支配者と同じに見えるのかも。
一方で、アメリカとかは旅行しているだけでも強烈に自分たちの社会、という意識を感じることがあったので、対照的です。
日本はよく「おかみ」という言い方をしてきましたが、どうなんでしょうね。自分自身のことだけに、冷静な分析は難しい。