桜のたよりもちらほら・・・
通勤経路上の山桜も花芽が大きく膨らんでいます。
桜は、はれやかでわくわくします。
一方で花びらの散るさまをいう「散華」は、感極まるものがあります。(本来は仏教の用語のようですね・・)
今年の桜は深い想いで見られる方が多いでしょう。桜が咲いたのを知らずに過ごしてしまう人さえあるかもしれません。
”散華”です。
消防隊は、放射線の危険さを充分知っているプロでしょうが、それを承知の上で強い使命感を持って放水に向かいました。
目頭が熱くなりました。何という賛辞を送っていいのか言葉を知りません。
しかし、何か憮然とした表情も見えたような・・・
”さっさとやれ、でなきゃ処分だ!”・・罰当たりとしか言えない暴言と言おうか、それ以前に人間性の欠如を思ってしまいす。
野党の立場であれば、決して見逃さないであろう”他人のアラ”でしょうが、政権を担当するということは知性を失わせるのでしょうか?
私の比喩で恐縮ですが、”ゼロ戦”先生(攻撃のみ、防御力ゼロ)、”ブ-メラン”先生(自分の投げたブーメランでザクッ!)が思いうかんでうんざりします。
”うんざり”
車椅子、脳卒中、子宮がん、魔法の挨拶・・・
民放テレビを見ると同じCMがそれこそ津波となって流れます。
個々のCM(作品)は、”なるほど”で秀逸なものですね。
しかし、これでもか、これでもかには”いい加減にしてくれ”と凶暴になっている自分がいましたが、インターネット上で苦情が殺到しているということを知りました。
みんなの声も見ましたが、観察力の鋭いものも見受けました。
くどい!といらついてばかりいた自分ですが、みんなの声を聞いたうえで見ていると笑えるようなところがあります。
精神的負担が軽くなった気分です。
そう言ってもなにか日本の民放は死んだなという感じはしますが・・・
では、国営放送は大丈夫?
次にでも”不満”を書きたいと思います。
いずれにせよ、桜の花までには一段落ついてくれるよう祈るばかりです。
(いずれも H22.4.4 根来寺)