「もんじゅ」廃炉も選択肢=再処理せず、原発ゼロなら-原子力委に想定提示・文科省
国の原子力政策の基本方針「原子力政策大綱」を検討する原子力委員会の新大綱策定会議が23日 開かれた。高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、文部科学省は原発が短期間に全廃され、使用済み燃料を再処理せず全量を埋設(直接処分)する 場合、もんじゅの廃炉が選択肢になり得る想定を示した。前提条件が付くが、同省がもんじゅ廃炉に言及したのは初めてとみられる。(2012/05 /23-20:54)
いいニュースだと思いました。
高速増殖炉とは夢の原子炉。なにしろ運転すれば消費した以上に燃料が作れるとか・・・
それを断念するかもしれないとなれば国力の、あるいは科学の敗北と言えるかもしれません。
これまでの支出も水泡に帰します。
しかし、仕方ないんじゃないでしょうか・・・
身近なものに例えれば、レギュラーで走るとハイオクが貯まる夢のエンジンを積んだ車があったとして冷却液にガソリンを使う・・・
となればそんな車に乗れるか?
やはり怖いですね。
そうは言っても車はもともと危険なもの、利便性の方が大きいという考えもあると思います。
比喩が適切ではないんですね。ガソリンの生み出す力は化学、化学エネルギーは小さくないと言いながらも1台、あるいは数台の車の炎上で1県まるごとゴーストタウン化することはないですからね・・・
知ったか・・ですが、物理の生み出す力は化学とは桁はずれで想像もつかないです・・・(。。;)