和歌山に秋を見にゆきます。
咲加減は3分というところ。
見事な石組みを組み上げたみかん山を登りつめたプロペラのある場所です。その昔は鷲くらいしかこれなかったんでしょうね~
しかし、結構大きいもんです。
眼下に広がるのは有田、湯浅、広川などの街並み。
淡路や四国まで見渡せるそうですが、今回はそこまでは見えません。
・・・大津波があれば、かなり内陸まで遡上しそうな地形です。触れたくないところでしょうが、避けられない部分ですね。
長い海岸線と深い山なみを持つ和歌山は防災、減災が特に重要だと意識させますね。
醤油の町湯浅で昼食をとり、現物を一度見てみたいと思っていた地形を見に寄ります。
穿入メアンダーという地形だそうです。「あらぎ島」と呼ばれます。
案内には漢字では「蘭島」と書くとありますが、ひらがな表記が一般的だそうです。
見事な棚田ですが、ここでも労働力不足が顕在化しているとあります。
この流域にはこのような地形が数多く見られますが、ここまで人の手が入っているのはここだけですね。
有田川上流域の少し奥まったところにあります。鉄道では行けません。
国道480号を北上し、県道115号に分岐して帰ります。
山深い紀伊半島も随分整備されているように思います。