一雨ごとの寒さかな・・・
今朝の雨、ついこの前まであれほど暑かったのが嘘のような肌寒さです。
ひかりテレビのお試し無料期間中だったので三國志ビデオ(95集)を見終えた。
個人的にはこれも秋風の元かな・・と思う。
ついに孔明は仲達に勝った。
用心深い仲達を上方谷におびきよせ焼き尽くしてしまう策である。
孔明は宿敵の最期であり、惜別の情も込めて火を見つめる。
仲達ももはやこれまでと兵に投降を許し、自刃を図ろうとする。
しかし、無情。仲達自刃のための剣を光らせたしずくは瞬く間に豪雨となって上方谷の火を消し去っていく。
計略に勝った孔明が天意により敗れた瞬間である。
その後も仲達の用心深さは変わることなく、ついには国政の実権を奪い、孫の代に及んで曹氏の魏そのものを奪う。
そうした最終勝利者である司馬氏の国、晋も安泰ではなかった。
三國志は、曹操物語や孔明物語として描かれることが多いように感じる。
孔明は神格化されるのが定番だろうけど、この作品では人間的に描かれており面白かった。
孔明の神格化は、仲達が自身の安全のためにした演出と言われることもあるようだが、そういう姿も見えた。
大変良かったが、やはりもともとハッピーエンドの物語(史実)ではないので感傷的になる。
・・・と言っても腹へったな~
これがいつの頃かというと日本が邪馬台国だどうだという時代だったことを思うと、中国の偉大さに驚く。
そんな歴史も実力もある大国の末裔なんだからPMも早くなんとかしてもらわんとな~