やっぱり金曜はあぶないな~
少し呑み過ぎたかな・・・と思いながらも半蔵門に向かいます。
雅楽です。
オープニングは絵転落 違う・・辞書のばか、絵が落ちたら大変だわ 越天楽ですね。
楽器の紹介や薀蓄、そして舞人が面をとってくれる・・・ 肩肘はらない進行です。
「合歓塩」(がっかえん) の演奏。
雅楽を聴いていると眠くなってしまいます。
・・・退屈・・ということではなく、リラックスするんですね。
さすが自然の声(篳篥も竜笛も竹笛、もちろん笙だって)ですかね。
鞨鼓の女性、便宜かっこさん。いい顔してますね。 ”熟練”が貌に出ています。
鉦鼓はりりしく、少し若いのかな・・・
笙は演奏の合間、いつも火鉢であぶっています。
息を吹き込むので当然湿気を帯びます。水滴がつくと音の狂いが出るというので乾燥だそうです。
また別の機会には、適度に暖めないとやはりうまく音が出ないとか、乾燥が目的だからとカンカラカンにすればよいかというとそでもないとか聞いたことがあります。
なんとも繊細な楽器ですね。
幕間はとってもにぎやか。
にわか楽士さんが楽器を体験しています。
二部開幕。
舞楽向けに弦楽器がはずれ、それぞれの笛が1人増えています。舞楽の演奏は力強いのです。
メンバーも若返ったようです。
実は要らん心配でしょうが、少し心配しました。年輪を刻んだ顔というのはいいものですが、しかし、それだけだと絶えてしまう・・・ 二部を見て安心ですね。
「胡飲酒」(こんじゅ)は、酔っ払った胡人がモチーフとか・・
見ごたえがありますね。むづかしい舞らしいです。 フムフム・・とか
体力も相当いりそうです。
もっと見たいような・・・ と約2時間、終了です。
皇居を見ても、もう新緑ということもないし・・・一番何もない季節かもしれませんね。
おっと、私を忘れちゃだめ! とばかりに・・・
雨のはなです。 むしあつい・・・
平和のシンボル君たちはどうも乱暴者ですね・・
白いあじさいもよし。
都会にも自然は残りますね。 ぴんぼけシジミ
しかしよう・・と やっぱり江戸城は豪荘だね。 徳川氏畏るべし。
北千住。札はハナミズキと出ているけど、これはナツツバキでしょう?
別名を沙羅・・ そう、”諸行無常の響き”とともに”盛者必衰の理” を表す花ですね。
ただし、沙羅は日本には無い木です(温室育ちは知りません。)。
古(いにしえ)の雅(みやび)な方々が、仏典などから沙羅双樹とはこの木に違いないと ”お決め付けあそばした” ということなんでしょう。
雰囲気は十分過ぎるほどだと思いますですよ・・・感性豊かだったんですね。 雅つながりでした。