秋 九州
先週田舎に帰りました。
ふるさとの山河は有難きかな・・・
しかし、山河は人の顔が思い浮かんでこそ有難いのでしょうね。
だいぶ有り難味が薄れてきてしまいました。
田舎に帰るのは、老親の様子を見るためです。
本当は”介護の記”とでもしたいところですが、おこがましいです。
”観察の記”とでもして別途書いてみたいと思います。
田舎に帰るとはや立ちします。
”今日は何曜日だったかな?” 30分と経たないのに何回聞くつもりか? ボケか!
・・・そう、ボケなんです・・・ 単身住居に帰るにも気分転換が必要なんです・・・
長い枕になりました。
帰路、阿蘇経由です。
お釈迦様の寝姿とはよく言ったものです。
へそ?でしょうか? ”お灸”が強いようです。
写真はないですが、久住の方も噴煙が見えます。活動期なんでしょうかね?
国道212は何度か通った経路ですが、「中津江」という標識が気になっていました。
日韓ワールドカップのとき、アフリカの某国が来たところですね。
今日はこちらに折れてみましょう。
正直”辺鄙”ですね。
しかし、ここは、ゴールドラッシュを経験した場所のようです。
伝来寺庭園というところがありました。文化的にも進んだところがあったようです。
まだ、早いのですが、もう日が暮れてきそうです。泣き出しそうな空のせいですね。
寄りたいですが、泣く前にと先を急ぎます。
峠というのは、感慨深い地形ですね。
この地も福岡との間に険しい峠がありました。
竹原峠、普通には”たけはらとうげ”か九州読みで”たけばるとうげ”でしょうが、標識のローマ字表記を見ると”たかわらとうげ”のようです。
自由な往来を拒んでいたようです。トンネルを抜けると泣き出してしまいました。そう強い雨ではないですが・・・
車が写っていません。
ひょっとしてもったいない道路?
とんでもない。人の生活がある以上、輸送力のある道路は絶対必要だと思っています。
まっすぐ進むと八女に抜けます。
なかなかいいところですね。