【目次 : 八鬼山越え】①序章, ②七曲がり, ③桜茶屋一里塚~九木峠, ④荒神堂~八鬼山峠, ⑤さくらの森広場, ⑥江戸道,十五朗茶屋まで, ⑦終章, ⑧エンドロール
尾鷲市側から八鬼山峠道を登り,ついに峠にたどり着く.峠から江戸道を道なりに進んでいくと,さくらの森広場へ続く道が分岐している.熊野灘の眺望がすばらしいというので,少しだけ寄り道することにした.今思えば,この辺りから落ち葉の量が多かったことに気付く.
この落ち葉に後々,悩まされるとは知らず,さくらの森広場へ意気揚々と向かう.そして,樹木が鬱蒼と生い茂る道を抜けると,視界を遮るものがない開放感あふれた場所に出る.暗いところに慣れた目では,青空がとても眩しく感じた.
さくらの森広場は,きれいに整備された芝生に東屋と木製のベンチがある.名前の通り,この広場にはエドヒガンザクラが植えられていて,春には桜がきれいに咲き乱れるという.今は5月ということもあり,残念ながら時期を逸している.
さくらの森広場の標高は,652メートルもあるそうで,八鬼山の山頂とほとんど同じだ.眼下には,新緑のリアス式海岸と真っ青な熊野灘が広がっている.思わずため息が出るほどの絶景で,峠越えの疲れが吹き飛んでしまった.
さくらの森広場から正面に見えるのは九鬼町だ.町は海岸山中に囲まれ,海を背にしてきれいに収まっている.ここは戦国時代に九鬼一族が,信長方の水軍として,覇を唱えた本拠地でもある.この穏やかな海からは想像ができない史実だと思う.
この九鬼町には,オートバイで八鬼山トンネルを越えた後に立ち寄ることが何度かあった.波穏やかな静かな漁師町と言う感じで,道路の最終地点にある漁港前まで行っては,海を眺めながら休憩したことを思い出す.
絶景に見とれて忘れてしまっていたが,空腹の頃合いでベンチに腰掛けて昼食をとることにした.食事を済ませた後は,ベンチに寝そべって昼寝を試みようとしたり,束の間の自由なひと時を過ごす.五月晴れのとても爽やかな日だった.
尾鷲市側から八鬼山峠道を登り,ついに峠にたどり着く.峠から江戸道を道なりに進んでいくと,さくらの森広場へ続く道が分岐している.熊野灘の眺望がすばらしいというので,少しだけ寄り道することにした.今思えば,この辺りから落ち葉の量が多かったことに気付く.
この落ち葉に後々,悩まされるとは知らず,さくらの森広場へ意気揚々と向かう.そして,樹木が鬱蒼と生い茂る道を抜けると,視界を遮るものがない開放感あふれた場所に出る.暗いところに慣れた目では,青空がとても眩しく感じた.
さくらの森広場は,きれいに整備された芝生に東屋と木製のベンチがある.名前の通り,この広場にはエドヒガンザクラが植えられていて,春には桜がきれいに咲き乱れるという.今は5月ということもあり,残念ながら時期を逸している.
さくらの森広場の標高は,652メートルもあるそうで,八鬼山の山頂とほとんど同じだ.眼下には,新緑のリアス式海岸と真っ青な熊野灘が広がっている.思わずため息が出るほどの絶景で,峠越えの疲れが吹き飛んでしまった.
さくらの森広場から正面に見えるのは九鬼町だ.町は海岸山中に囲まれ,海を背にしてきれいに収まっている.ここは戦国時代に九鬼一族が,信長方の水軍として,覇を唱えた本拠地でもある.この穏やかな海からは想像ができない史実だと思う.
この九鬼町には,オートバイで八鬼山トンネルを越えた後に立ち寄ることが何度かあった.波穏やかな静かな漁師町と言う感じで,道路の最終地点にある漁港前まで行っては,海を眺めながら休憩したことを思い出す.
絶景に見とれて忘れてしまっていたが,空腹の頃合いでベンチに腰掛けて昼食をとることにした.食事を済ませた後は,ベンチに寝そべって昼寝を試みようとしたり,束の間の自由なひと時を過ごす.五月晴れのとても爽やかな日だった.
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