ワクチン接種録（４回目）

　コロナウイルスの３回目ワクチン接種から７カ月が経過したので，４回目の接種を受けてきた．コロナウイルスの第８波も収束傾向に入ったので，４回目は必要ないと思ったけれど，わたしの周りでは感染する人が絶えないし，後遺症で数カ月たっても苦しそうにせき込んでいる人もいる．



　そういう訳で，コロナウイルスに感染してしばらく苦しむよりも，数日程度のワクチン副反応を我慢するほうを選んだ．折しも４回目のワクチン接種は，最強寒波が襲来した週末の雪降る寒い朝だった．診療所に着くと，わたしの前に５名くらいの方がワクチンの接種を待っていた．



　ワクチン接種自体は，慣れたもので３０分程度で診療所を出ることができた．４回目ワクチンの副反応はさすがに軽いだろうと甘く見ていたが，実際はそうでなかった．やはり，接種１２時間後に悪寒が襲ってきて，３８℃過ぎまで体温が上昇し，首から肩や背中にかけて節々が痛み，その晩はうなされ続けて眠ることができなかった．



　とは言え，翌日の午後になると腕はまだ痛いけど，熱もほとんど引いて，ワクチン接種副反応としては今まで最も軽い症状で済んだ．接種２日目になると，腕の痛みはまだあるけど，普段と変わらない体調だったので，朝早くに和束町を目指してオートバイを走らせた．しかし，最強寒波の影響か，和束町までの峠のはるか手前で，積雪のために撤退を余儀なくされた．



　地球温暖化などどこ吹く風で，辺りにはとてつもない冷気が張り詰めていた．温暖な京都南部であれば，積雪などないと思っていたけど，そう甘くはなかった．しばらくの間は近郊の山間部にすら行けそうもない．それまでの間に懸念事項だったチェーンとスプロケットの交換を済ませてしまおう．