和束町へのアクセスでいつも使っている峠道が,1月末の最強寒波襲来から2週間ほど雪が溶けずにいた.今回は3度目の挑戦になったわけだが,雪はきれいに溶けてなくなっていた.そういう訳で,約1か月ぶりの和束町だ.
朝の冷え込みはまだ強いけれど,太陽が昇ってしばらくすると暖かな日差しが降りそそぐ.畑には青菜の緑がまぶしく見える.もうすっかり,辺りは春の装いという風で,寒さをほとんど感じない.
ところが,和束町から童仙房に抜け,笠置町へ下って行く横川線に行くと,砂防ダムの水が真っ白に凍結していた.この辺りは標高が500メートルほどあるので,つい最近までかなり冷え込んでいたのかもしれない.
そして,砂防ダムの水が道路の一部に冠水していた.砂防ダムの手前で水が凍っているので,貯水量が少なくなっているせいだと思われた.どちらも初めての出来事で,寒波の影響とは言え,珍しい風景だ.
水が凍ったところには,丸くて白い跡がたくさんあった.地元の軽トラの運転手は動物の足跡だと言っていたが,写真で拡大してみてもちょっと様子が違うようだ.これは水の温度差による融解と氷結が織りなす不思議な物理現象かもしれない.
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