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英虞崎の散策を終えたら,いよいよ楯ヶ崎との半年振り,3回目の再会だ.半年前は日中だったが,今回は朝早くの訪問だ.太陽はまだ低い位置にあって,薄雲を通して眩しいばかりの輝きを見せている.そして,太陽のすぐ下には黒いシルエットの楯ヶ崎がそびえ立っていた.
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迫力は相変わらずで楯ヶ崎に圧倒されながら見入っていると,ちょうど漁船が楯ヶ崎の前を通過していく.あの大きさの船から楯ヶ崎を見た場合,下から仰ぎ見るような感じになるので,楯ヶ崎はさらに迫力ある絵になっていると思う.
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わたしも一度でいいから,海の上から楯ヶ崎を見たいと思っているが,中々に進捗は芳しくない.今年中にこのタスクは処理したいと考えている.それはそれとして,朝の楯ヶ崎もなかなかいい感じだ.楯ヶ崎全体のシルエットが強調されて,日中とは一味違った美しさがあると思う.
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コロナ禍も3年目が過ぎようとしていて,疲弊感がなくもないが,英虞崎と楯ヶ崎を再訪することで無事にパワーをもらうことができたと思う.2022年もあと2か月,このパワーを持って駆け抜けていきたい.最後に拙い詩句でこの記事を閉めたいと思う.
朝日かがやく熊野灘 うつくしや 楯ヶ崎の黒きシルエットかな
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