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4月は天候が不安定で,土曜と日曜の休日はどちらかが雨だったように思う.そして,山間部の朝は,冷え込みが相当に強く,4月と言えどまだ冬の寒さだった.そんな訳で,遠くまで足を延ばせず,走りなれた南三重を中心に走り込んだ.南三重といえば,お決まりの藤坂峠へ久しぶりに行ってきた.
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度会町側の起点で,オートバイを停めて休憩していると,一台のロードバイクが険道を走り抜けてきた.どうやら,通行止めにはなっておらず,通り抜けることができるようだ.ちなみにお隣の古和峠は,路肩崩落で通行止めになっている.この二つの峠が同時に走れる機会はほとんどないのかもしれない.
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藤坂峠を走るのは,いつ以来だろうか.久しぶり過ぎて,前回,いつ走ったのか思い出すことができない位だ.けれど,新緑の季節に走行したことはこれまでなかった.新緑の緑を楽しみつつ,斜度が相当に厳しい九十九折りの道をいくつも越えていく.
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斜度がきつい九十九折りに加えて,路面状況が極めて悪く,大小さまざまな石ころが道路に散乱していた.藤坂峠は,いつやって来てもこのような状態なので,驚くことではないけれど,カウルの中に大量の砂利が入り込んでくるので,電装関係がやられてしまわないかひやひやとさせられる.
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悪路を走り切って,ようやく藤坂峠にたどり着く.この日も道中ここまで一台の車両とも出会うことはなかった.峠では,風が強く吹き荒れており,グローブがガードレール下の崖に落ちてしまうというハプニングがあったけれど,何とか無事に回収することができた.
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そして,藤坂峠から望む景観はとてもすばらしく,リアス式海岸と熊野灘をよく見渡せた.藤坂峠は天気が良くても,ガスっていることが多いので,こんな機会は中々ないかもしれない.
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峠の景色を十分に楽しんだ後は,南伊勢町へ向かって,峠道を下っていく.路面状況は相変わらず悪いが,下って行くのは上りと違って桁違いに楽だ.緑のトンネルの下を颯爽と駆け抜けていく.南伊勢町まであともう少しだ.
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新緑の藤坂峠は瑞々しい樹木が生い茂る,春を喜ぶ自然の楽園だった.
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