桃頭島は尾鷲湾の佐波留島のやや南に位置する周囲1.8キロメートル,海抜高166メートルほどの無人島だ.これまで何度か記事にしてきたが,島の形状がとてもユニークだ.11月中旬の桃頭島は,真っ青だった.
桃頭島を見るには尾鷲の行野浦と九鬼をつなぐ3桁険道を走行する必要がある.これまで何度もこの道を走っては,桃頭島と熊野灘の風景を堪能してきたけど,この日の天候はこれまでで最高のコンディションだったと思う.
海の風景で重要なのは,雲がひとつもなくて,それでいて風がないことだ.晴天でも風があると,しけってしまって景色が霞んでしまう.この日の視界はとてもクリアで桃頭島がはっきり見えたし,海はまるで湖のように穏やかだった.
そして,水平線の先まで続くブルーのグラデーションの海と空の風景がとてもきれいだった.
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