
ようやく暖かな日が増えてきたが,陽が暮れだすとやっぱりまだ寒い.それにしても,日暮れるのがかなり遅くなってきた.尾鷲港では,18時を過ぎてもまだ明るい.もう春がすぐそこまで来ている.

そして,尾鷲港のシンボルでもあった三田火力発電所の煙突がなくなってから1年が経過したが,旅の途中で尾鷲港に立ち寄らないことはない.でもやっぱり煙突がない港には,中々に慣れることができないでいる.

尾鷲港には日中に立ち寄ることが多かったが,こうして夕暮れ時に訪れてみると,哀愁ただよう雰囲気もまたいいと思う.そして,波止場の灯台が,昼間と違って妙に赤く見えた.

波止場にはまだ沢山の釣り人が残っていたが,港側にはもう誰もいなくなってしまった.さて,休憩もできたことだし,暗くなる前にわたしもそろそろ帰ることにしよう.

短い時間だったけれど,夕日を反射した尾鷲港のおだやかな海がとてもきれいだった.
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