おせっちゃんの今日2

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孫・H君に教えられた

2024-01-20 10:38:37 | 

時々このブログに登場する、孫H君が昨日来ていました。彼は、老いたじいじばあばの様子を見るためか、それとも上昇しているホテル代を浮かせたいからか、少しの暇を見つけては、訪ねてくれます。昨日は、勤め先のお正月休みが取れたからと、来てくれたのでした。例によって、高いところの作業、重いもの、その他手伝うことあったらするよ~と言ってくれました。
初めから、夕ご飯、何でもいいから食べさせてもらえると嬉しい、ということだったのです。

夕方になりました。「今日、夜中の最終電車迄おらせてもらえるかな。最終で羽田に行き、明日の朝いちばんの早朝飛行で台湾に行ってくる」とのこと。一人旅行だとのこと。勿論いいよいいよということで、私には、サッカーの名解説者になってくれました。

「台湾」ということで思い出して私の思い出話を始めました。舅が亡くなった喪中の正月の姑との思い出です。
「ひいじいじが亡くなって,ひいばあばに一人でお正月を過ごさせるのはいくら何でも・・・ということで、我が家は台湾旅行をキャンセルしたのよ」
「そりゃあそだろうね。当然だよ」
「と思うでしょう。ところがね、お迎えに行きますから、お正月東京でいかがですか。と訊いたのよ。予想外、冗談ではありません。私は、この正月、やっと一人で好きなように暮らせると思っていたのよ。誰がわざわざ東京くんだりまで行くものですか、とのこと」。

私の話を半分も聞かないうちにH君
「曽ばあ、遠慮したんだね、子ども孫が折角立てた計画を、自分が壊すことなどしたくない、と思われたんだよ。若い者の気持ちを推量しての言葉だよね」
当時の姑の言葉にもびっくりしましたが、このH君の温かい、言葉にびっくりしました

姑はかなりきついところもある人でした。その上、自分の思ったことを素直に柔らかく言う事より悪ぶって、皮肉たっぷりに言う人でした。それへの付き合いが度重なると姑の言葉の底の本音を理解しなくなっていた嫁でした。

30前の現代っ子、H君の言葉の奥底の理解に、教えられました。今更取り返しができませんが。


孫Hくん来訪

2023-04-15 13:02:06 | 

先週水曜日、H君が訪ねて来てくれました。上京は仕事?遊び?と思っていましたら、「遊び。ねずみ」と言います。お友だちとディズニーランドに行ったようです。

学校の春休みが終わって、今週末からのディズニー40周年のお祝いセレモニーが始まるちょうど人の少ない時を狙って行ってきた。入場もスイスイ、少しも待たないでらくちんだったよ。とのこと。パレードも練習をしていて見られたよ、とご自慢話からおしゃべりが始まりました。

「さっき、ニュースで入場者の人数をコロナ前より減らすと言ってたけれど・・・。何と言っても利益を上げることが大事な目標でしょうにね」と言いますと、解説をしてくれました。H君は大学は経済学部ですから、ばあさんにも分かるように教えてくれました。

まず第一は、コロナで人々の考えが変わったということ。コロナが収束しても、人の考えることは元には帰らないということ。
出掛けるのを控える人が多く、其れでも行った人が、空いている状態の居心地よさを覚えてしまって、もうあの混雑には耐えられなくなっているということ。少し高くても、抽選に当たる確率が低くても、混雑しない方を選ぶようになったということ。

それに、待ち時間が短くなって、それまでより買い物や食べる事に時間が取れることになり、差し引きすると入場者を減らす方が反って利益が上がると思われること。
そうした実際の余裕もだけれど、心理的に、余裕が持てて気分良く遊べること。
そうした総合的な計算で決めたことだと思うよ。
今までそんなこと考えてもいなかったおせっちゃん、正に負うた子(孫)に教えられるでした。

また、こんなことも話しました。H君は若者にありがちな大人(年寄)を敬遠するような態度は示さない人です。どんな話題に移ってもこちらの言うことを聞き、適当な若者の考えを教えてくれるのです。

やはりコロナが話題になりました。
「H君のお店ではマスクはどうしているの。お店ではやはりマスクは外せない?会社全体の方針はどうなったいる?」
「5月連休の後、政府が各自の自由な考えで、になるとお客様は勿論自由でしょう。店員はじめ僕たちも自由になると思う」
「もし、頑なに自分の考えだけを言い立てる客が来たら?」
「あくまで事を荒立てないように丁寧に、冷静に、人それぞれに考えはあるでしょうけれど、今当店は、政府の方針に沿ってやっております。それが私どもの取るべき方針になります。お気に染まらないことがあっても、私どもは今そうしかできません。どうしてもとお思いならお国に行ってください、というのかな。コロナの3年間、幸いにもこんな場面には遭遇しなかったけれど」

すらすらすらすら言うべきことを言う所を見ると、訓練しているのかな。

 


Hくん来訪・・変な人ではありません

2022-10-24 13:47:39 | 

昨日午後寄るからと1週間ばかり前に言ってきていました。ば~こに世話をかけてはと気を使ったのでしょう「お昼は済ませて行くから」と1時に顔を見せました。
「今朝、松山を出たの」と聞くと、「昨日から仕事、会議があった」とのこと。
「夕ご飯食べていいかな、無ければなくてもいいけれど」とここもば~こを労わる。
「大丈夫大丈夫、なにか作るから」「じゃあご馳走になって夜7時半頃出るから」。

ば~こは来ると聞いた時から、冬支度の重いもの作業を手伝ってもらうのにちょうどいいやと、手ぐすねを引いていました。
「少し手伝ってくれるかなあ」
「そう思って寄っているんだよ、何?」
「寒くなって来たから、ガソリンスタンドから灯油を運んで倉庫に入れて行ってもらいたいのよ。近頃腰に重いものが応えてね。H君を待ってたのよ」
「はい、はいお安い御用」
「ばーこは18リットルずつ運んでいたけれど、ポリ容器は3個あるから全部満タンにしておいてくれると助かるけれど」
「OK・OK」。台車ごろごろすぐにやってくれました。

ところがです。「ば~こ、この容器古くない?なんだか少しだけれど漏るような気がする。ほら~」。見れば容器を少し動かしてみると下のコンクリートが一筋濡れているような。「確かに、30年は経っているね」。じゃあ僕が買って来よう、ホームセンターある?

そんなこと言ったって、荒物屋さんは店を閉じたし、100均では取り扱わないよね。ホームセンターと言えば環7か、環8のそばだよね。そんなところ行ったこともないし、お店も知らない。
スマホの出番。なんだかピコピコやっているうちに電車で行って来るという。ば~こは「お願い」というばかり。
こうなると世田谷の住宅地というのは「不便だねえ。何にもないねえ」ということになります。

1時間ほどたったころ、真っ赤なポリ缶3個抱えて帰ってきました。そしていうこと。
「僕も何にも考えていなくて、明大前で乗り換える時、人の視線を感じて、はっと思いついた。ポリ缶3個抱えて若者が電車に乗っている。これ他人が見たら、怪しい人だよ。京王線は以前そんな奴が事故を起こしたことあったよね。僕を疑いの目で見た人、いたんだよね。まあ3個持っていたのが幸いしたよ。灯油入っていたら3個は持てないからね。気が付かなかったけれど、周りの人かなり薄気味悪かったと思うよ。参ったね」
「自分がそんなことすると少しも思わないから、二人とも気が回らなかったね、悪かったわね。う~ん、!!!」

万一、その場に居合わせた方がこのブログお読みになったら、笑って許してください。その若者おせっちゃんの孫です。とても良い子で、ばあばのお手伝いで買い物に行ったのです。驚かせてごめんなさい。

 


仕事がが続けられること

2022-09-14 13:09:15 | 

わが家に「良いこと」が決まりました。孫のWちゃんの婚約がなったのです。夫と二人老いてきて、曽孫は無理かなあ、見られないかな、と思っていましたので急に決まった話に嬉しくなりました。お相手は今、シンガポールで、日本企業に勤めている人とのこと。日本大好き人間で、将来は日本に住みたいと言っている人とのこと。
そんなことで、12月末には、Wちゃんはシンガポールに行くのだそうです。式はすぐには挙げない。年末日本に来た時、写真だけは撮る。とのことでした。

「お祝弾むよ、取りにいらっしゃい」とラインしたら先週遊びに来ました。希望に満ちた話は幸せそうです。

このお話の報告を聞いていて「ああ、時代はうつったのだなあ」とつくづく感じたことがありました。
Wちゃんに「婚約おめでとう」のメールを出したらすぐに返事がありました。
「ありがとう!仕事もやめずに済んだし、上手いことトントン拍子にはなしがきまったよ」と。

「私、曽孫を生きてるうちに持てるかもしれないことになったよ」と、パソコン教室でしゃべってしまいました。その時、60歳の先生が・・・お嬢様が適齢期でいらっしゃいます。
「Wさん、仕事はどうされるの?」とおめでとうより先に仰いました。

ああ、そうなんだ、結婚すること即ち仕事を止めて主婦になること、と進む道は決められていたような私達とは時代が違うのだ、とつくづく思ったのです。

Wちゃんは、得意の英語を活かして、弁護士事務所の大手に勤めて、翻訳を業としています。顧客の企業などがシンガポールにもあって、わけを話したら、そのまま社員として勤められるということで、それが結婚に踏み切るばねになったようです。翻訳すべき書類を送ってもらうのも、仕上がった書類を送るのも、オンラインですれば世界中どこにいてもできることと言います。

働く環境もすっかり変わっています。

幸せを祈っているよ。


孫のHくん来訪

2022-05-30 13:34:08 | 

1週間ほど前だったかH君から電話がありました。Hくんは娘Ma夫婦の長男です。「日曜日か月曜日にちょっとお邪魔します。きちんと日にちが決まったら改めて知らせます。よろしく」とのことでした。ラインっ子の若者です。短く、速く、がモットーのようです。土曜日に「日曜昼頃に行きます」とこれもいとも簡単。わたしも「了解。お昼いりますか」。すぐ「お手間取らせないように済ませて行きます。その代り夜は食べさせて」「OK」。

日曜、1時、ピンポーン。「やあ!」と自宅に帰ってきたような挨拶で居間へ通りました。「金曜から山口へ帰ってた。早めの夏休みが取れたから。はい、「いつものお土産」山口名物の外郎と最近有名な「月で拾った卵」。「少しずつにしたよ。じ~こは甘いもの制限されているんだろう」。はいはいお心遣いありがとう!!

一休みした所で「何か手伝うことある?何でもやるよ。重いもの、高いところの作業、夏支度もしなければでしょ」「やってくれる?あるのよ~」。
脱衣場のストーブの片付け。これが外国産で重く、箱に入れにくい代物。
階段を照らす電球が切れてるのよ。暗がりを上ってひっくり返ったら困るし・・・。手が届きにくいのよね。「あ大丈夫外せた。電球ある?LEDにしたほうがいいよね。長持ちするし。ない。良し買ってきてあげる」動作が速い。間もなく帰ってきて無事取り換え完了。
そろそろ虫も入って来るでしょう。網戸入れておこうか、倉庫かな?・・これも完了。
明日は真夏日になるかもと言ってるよ。扇風機も出しておこうか。

もしか朝夕気温が下がるかもしれないからとダイニングのストーブだけは残してもらっていました。ストーブと扇風機の同居です。「変よね」「いいよ、必要な物はあった方が」。確かに。
やすやすと手早く夏支度になりました。

「夕ご飯、何時がいい?」「7時半ころお暇するから」「じゃあ6時半頃にしよう」。夫にそれに合わせて風呂を済ませるように言って私は買い物に。

「いつもの夜行雑魚寝寝台?」「ううん。まだ休暇が残っているから、富山の方を旅行してくるつもり。今夜は松本泊まりで、黒部の方に行ってみようかと思う」「まだ雪の回廊は残っているのかなあ」「ネットで調べたらあるらしいよ。まあその時の状態で、金沢に行ってもいいし」

7時半「また来るからね」とじ~こに挨拶してリュック一つ肩に、出発していきました。門の外まで送ります。門を出たところから30メートルばかり先の曲がり角を曲がって駅に行くのですが、H君は必ずそこで振り返って手を振ります。それも2度。肝っ玉娘Maはそんなことはしません。Hくんだけ。何処でこんな心遣いを学んだのだろう。

あ、書き忘れました。付け足します。H君のワクチン3回目の副作用についてです。

「Hくんはワクチン3回目はやったの?」
「やった、やった。大変な副作用付きだった」
「え?効きすぎたの?」
「効いたか効かないか知らないけれど、まあ無事今日まで罹ってはいないけれど、大変だったあ。動けなかったよ」
「どうした?」
「39度以上熱が出て、起き上がれなかった。仕事休まざるを得なかった」
「そんな副作用起こした人、始めて身近に聞いた」
「とにかく酷かったんだよ。4回目をするということになった時は考えるなあ」
「う~ん、H君は客商売だしね。人と対面しての仕事だもんね。メリット、デメリット、考えちゃうねえ」