おせっちゃんの今日2

こちらでお仲間入りいたします。
よろしくお願いいたします

徹子の部屋から

2021-09-30 13:47:06 | 徹子の部屋出演者

昼ご飯をいただいて、少し安静にして血圧を測って記録しておかねばならない。月1回主治医の先生に見て頂く表です。その休憩時間に大抵「徹子の部屋」を見るのが私の日課です。

北大路欣也さんのお話

幼少期が戦後だった。敗戦直後の世の中、何年か(それほど長くはない)たって同じところに立った時、「こんなに世の中って発達しちゃうのか」と驚きにも似た感想を持った。
これだけ発達する世の中で、大事にすべきことは、我々が生きていくために先人に教わった、いわば「文法」のようなものを受け継いでいくことだと思った。
世界に誇るべき独特の文化・生き方・知恵が与えられている。自分の仕事はこうした伝統の「文法」への愛情や熱を時代劇を通じて体現し伝えることだと思った。

中島朋子さんのお話

まず北の国からからお話が始まることは言うまでもありません。倉本聰さん、田中邦衛さん・北海道の大自然、その中で俳優としても、人間としても成長していったこと。

珍しい趣味を持っている。「空中ブランコ」。サーカスでおなじみの演技だ。まだ基礎的な演技しかできないけれど。学んでいる。徹子さんの「空中ブランコのどこに惹かれたのですか」にこんなことを答えていました。
「一緒に演技する人との呼吸が合わなければ成功しません。ハイ、の掛け声で飛び出すのですが、掛け声と今だと踏み切る間には瞬間的にではあるがためらいがあり、動作に移すまでのタイムラグがある。ということは現在と過去を生きるということです。その呼吸が面白くて」とおっしゃっていました。

コロッケさん

今日の出演者はコロッケさん。デビューして40年になったのだと。初めはお母様にも認められず5年経ってやっとあれは息子だと知人にもおっしゃるようになったのだとのこと。
徹子さんに促されて自分がやっているボランティア活動を紹介。東日本大震災の後、現地に入り、笑いの大事さを教えられた。一人の女性が近づいてこられた。コロッケさんでしょう、なにかやってよとおっしゃる。え?ここでそんな事やっていいのですか。女性はおっしゃる。もう何日も笑っていないのよ。笑いたいの。笑ったら元気が出ると思う、と。自分は、物まねをやっていて、こんな冗談や、タレントを馬鹿にしたような演技に価値があるのだろうかと、時に思い悩むこともある時期だった。ところが「笑いたいの」というリクエスト。やったら近くにいた人がみんな笑ってくれた。感謝された。

それからです。自分の芸も役に立つと本気になれたのは。


後の顔

2021-09-29 15:59:08 | いろいろ

どこでだったか、こんな言葉を読んだ記憶があります。

「人間には、後の顔があります」
一つの顔で何かをした次の瞬間全く違った顔になることもある、というのです。
私はこれを読んだとき、これもかなり前の話ですが「先に電車を降りた友人を見送る人」を演じていた漫才を思い出したのでした。私はその演技に大笑いをしたのでした。

電車の中。おばさん二人、にこやかに、大声で仲良く話している。一人が降りる駅に近づく。最後が最後まで満面の笑みで、また会いましょうねを繰り返す。ホームと、車中でもそのにぎやかな別れの言葉は続く。電車は発車。おばさん二人はお互いみえなくなった。途端、車中のおばさんの顔から、笑みも、柔らかさも、幸せ感もすっと消える。

その瞬間からおばさんは主婦にかえったのでしょうか。こんやの献立は。冷蔵庫の中が頭に浮かぶ・・・。と同時に、一人になった解放感も。いくら仲の良い友人でも、疲れるものよ。漫才の演技者が、あまりにこの別れの瞬間変化を上手く演じていて、私は笑いながらしゅんとしてしまいました。 

 


「前から」??

2021-09-28 13:40:17 | 言葉

今日も言葉の問題ですが、

昨日、真子さまの婚約者の小室圭さんが3年ぶりに帰国なさったというのでテレビは成田に押し掛け、車を追って・・・。
この問題については私なりの意見はありますが、故人のご結婚について、半分興味本位でとやかく言うことを私は好みません。だから触れません。

私が引っ掛かったのは、画面に飛行機が5機ばかり並んだ写真が写っていました。アナウンサーの声で、「前から3機目が小室さんを乗せてとんだ日航機です」という説明でした。飛行機は画面右手に手前から奥へと並んでいるのです。
え?前から?どこが前なのよ、どっちが前なのよ、という戸惑いでした。写真の奥行きの一番遠い方からなのか、その逆なのか。
私ならこういう時「手前から〇機目」と表現するなあ、と思ったのです。

みなさん、前からでおわかりになりますか。
くだらないことでごめんなさい。

今書いているうちに、急に文字が小さく小さくなってしまいました。フォントを5にして調整しましたがこれでいいのでしょうか。


公園まで行くのにいつもと違った道を通ってみました.面白い塀がありました。枝ぶりを見ながら長年かかって樹形を整えられたのでしょうね。


ポチる

2021-09-27 13:35:29 | 言葉

三省堂が何年ぶりかに国語辞典を改定するというニュース。ニュースショーなどでも取り上げられて、私の耳にまで入ってきました。
言葉は時代とともに移りゆくもので、辞書から取り去ってしまう言葉あり、新たに加える言葉ありのようです。ニュースショーでは、古い時代を懐かしみながら取ってしまう言葉を取り上げることが多いようでしたが、土曜日お昼の「アッコにお任せ」では新しく取り上げられる言葉を解説していました。「ポチる」という言葉でした。

若いタレントが、アッコさんに、知ってますか?どういう意味でしょう?と聞き、年寄の仲間に入るのでしょうか、アッコさんがえ?わかんない、と苦戦していました。

今これを書くにあたり、ネットで調べてみました。そのままをお借りします。

『ボタンタイプのスイッチを押した音をあらわす擬音語「ポチッ」を動詞化した表現です。

1977年頃から放送のアニメ「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」の悪役ボヤッキーが、ボタンやスイッチを押す際に「ポチッとな」と発言したことが元ネタといわれています。

元々はスイッチを押すという意味の動詞でありましたが、インターネット上においては、通販サイトで購入商品を確定して購入ボタンを押し買うという行為を、それに例えて“ポチる”と表現するようになった経緯があります』

苦戦するアッコさんに対して「ほら、よく使うもの、使う時の動作を現す音、指で、などヒントが出されますがなかなか行きつきませんでした。日頃姉御で威張っているアッコさんが苦労する姿は身につまされました。

さて私はその時。ヒントがかなり出されて、「指先で押すでしょ。その音、擬音、そこから連想できないかなあ」と言われた時、頭には見事に連想がひらめきましたよ。

ポチ⇒犬の名前⇒忠犬のひたすらご主人に仕える様⇒上役などにおもねる態度。

古いよなあ!!化石人間と言われても仕方ないか。

 


乳がん検診…念のため

2021-09-25 13:54:59 | 健康

世田谷区がやってくれる誕生日検診。すでにご報告しましたが、かかりつけ医の撮ってくれたレントゲンに怪しい影がある、と精密検査を勧められたのでした。CT検査の結果、昔の咳などの跡が石灰化したもので心配はない、と無罪放免になったのでした。
無罪放免のことと、もはや忘れておりました。

昨日血圧の薬をもらう月1の医者との面談で「言いにくいけれど、もう一つ引っかかったんだよね~」とのこと。
先日のCTがね、とのこと。
「あら、先生。あれは昔の肺の傷跡が石灰化したもので、と放免されたんじゃあありませんか」
「うん、肺の方は合格したんだよ。ところが乳房の方に変な影があるんだってさ」
「ああ、もう十年ほども前だったでしょうか、新宿の検査専門のクリニックで同じ指摘を受けました。単なる石灰化でした。次の年同じ指摘を受けて同じ専門医に行ったら怒鳴られました。同じことで何度も来ることはないんだよ。その検査クリニックで昨年の写真と比べてくれと言いなさい。変化がなければそれでいいんだよ。ぼくも忙しいから」と。
「まあでも、もうかなり長く検査していないんでしょう。大きな病院でなく、近くに個人のいい病院があるから紹介状を書きますよ。やはり念のため行ってらっしゃい」

今日行ってきました。紹介状の威力でしょうか、土曜日の最後の患者として、予約なしでやってくださいました。
触診・マンモグラフィー・乳腺エコー。

触診は異常なし。
マンモは右上部腫瘤影・粗大石灰化
エコーは右低エコー腫瘤+粗大石灰化(5ミリ)⇒陳急性繊維腺腫

いずれも典型的な良性のもので全く心配はないものとのこと。年1で検診を受けること。

まあ無罪放免かな。