妹のらい太と久しぶりに会おうということになって、午後渋谷まで出かけました。まあ、パスモのあり所も忘れ、ましてや残金がいくら入っているのかなどすべて忘れ去るほど電車にも乗らなかったのです。ウオーキングの公園と、最寄りの商店街と、週1のパソコン教室とごくごく限られた範囲で過ごしてしまいました。
「1時、ハチ公」の約束。そこはさして変りばえはしないけれど、あとは駅周辺も「ここはどこ?」状態の婆さん二人。なんだか良く分からないビルに入り、馬鹿と煙は高いところを好むとばかりエレベーターで上昇、お茶兼昼食。「分からんねえ。迷子になるよ」。
考えてみれば、この前渋谷に出たのは11月末、友人にお歳暮を贈るため、山口県のアンテナショップがある京橋迄出かけた時、渋谷を通ったのでした。無事歳暮を送り出し、帰宅してそのことをブログに書きました。すぐさま”娘おまり”から大目玉のメール。
「婆さんがウロウロ都心に出かけないの!コロナに取りつかれたらどうするの!!白銀(山口名産の宮内庁ご用達)なら、おまりに頼べばいいでしょ!!出来立てをすぐ送り出してあげるでしょ!!何のために婆さんが出かけるの!!」。ごもっともではあるけれども、白銀には同じ名産の外郎も同送したかったし、全く違う用事もあったのよ。大丈夫マスクばっちり、同行者なし。会話も最低限。まあ許したまえ、平謝りのおせっちゃんでした。それ以来4か月、体調を崩した夫とお家籠りを続けたのでした。
そのためにそれほどの不自由も感じない私なのですが。
ビルの12階で食べながら、飲みながらおしゃべり1時間。その後、スニーカーを買うという私に付き合ってくれて、少々高い靴を買いました。「あら、一生ものかもね」と笑ったことでした。エアクッションもので、かっこいいんだよ~
また会おうね。少しは気が晴れるでしょ。妹さまさま。