いろいろ問題が押し寄せますが、今夜オリンピック開会式ですね。
間近になって起こった問題は日本人全体で大会終了後にしっかり考えなくてはならない問題でしょう。
コロナについては、ただただ爆発的な感染が拡大しないように祈り、自分の行動に気を付けるのみです。
猛暑です。3年前に病み上がりなのに（婆さんになっているのに）熱中症対策を馬鹿にして通院途中倒れそうになり、9月半ばまで青い顔をして痩せたことがありました。今年はいよいよ体力が無くなってきたのでしょう。無理すると頭がくらくらしてきます。エアコンに助けてもらっています。
明日からしばらくブログお休みいたします。立秋の声を聴くころから再び始めたいと思います。よろしくお願いいたします。
暑中見舞いの代わりに、写真2枚アップします。せめてこれで涼んでくだされば幸いです。
オーロラを観に行ったアイスランドのセリャリャンスフォス
世界遺産 白神山地 第一幽門の滝
皆様どうぞお元気でお過ごしくださいませ。
先日の徹子の部屋に、浜美枝さんが出演していました。
77歳になったそうですが、颯爽としていて、変わらず美しい人でした。
人生で出会って、お手本にしている方は沢村貞子さんだとのこと。浜さんが上二人の子を抱えて育児に奮闘している頃に仕事でご一緒したのだそうです。女優と育児の両立の大変さに、愚痴をこぼしたら
「すべてに100点を取ろうとするからよ。７０点・７０％でいいのよ。一つ一つは70点でも全部足してごらんなさいよ、素晴らしいお点でしょ」と言ってくださったのだそうです。浜さんは非常に気が楽になり、その後は余裕が持てたとのこと。
しばらく沢村さんの思い出話が続きましたが、沢村さんは現場では厳しい方だったとのこと。勿論他人に厳しいということはご自分にも厳しく、その日のセリフなどははじめから完全に自分のものにしてきていらっしゃった、と徹子さんと懐かしんでいました。
徹子さんが「母さんは（徹子さんはそう呼んでいたのだとのこと）ちょっとでも早く仕事を終えて家に帰りたいと思っておられたそうよ。お留守番の旦那さんに寂しい思いをさせたくないから。早く終えたいのに、相手が勉強不足で撮り直しになると腹が立つのよ、とそっと話された」と。母さんは家庭70％、女優30％だったのかな、とも。
そう言えば沢村さんのこんな言葉を聞いたことがあります。
「女は泣いてはいけない」。え？男はじゃないの？と思っていると「夕ご飯が遅くなる」とおっしゃったとか。
浜美枝さんは、今は女優はやめていて、古民家を素晴らしい文化遺産と認めて、手入れをし、活用する活動をしているとのこと。8軒（？）だかを再生して、地方の活性化にも役立てているとのこと。
沢村さんとともに尊敬している女性に、沖縄で花織の人間国宝であった与那嶺貞子さんをあげていました。丁寧な仕事ぶりにほれ込んで何年も通って織ったこともあったと言っていました。与那嶺さんは「古布も捨てたり断ち切ったりしたら寿命はそこまで。丁寧にほぐして行けば再び花織で作品になるとすべてに時間を惜しまなかった」とのこと。
ボンドガールで売った美人女優さんは、７７歳の今も変わらず美しいけれど、何事にも積極的で、生き生きと活動しておられるようでした。
今週の月曜日、私が頓馬だったことは確かですが、一日「変だな、変だな」と思って暮らしました。
19日、目覚めてベッドの中で考えました。「今日は身体に変調をきたした夫を病院へ連れて行かねばならないな」。段取りを決めて起き上がりました。1階のダイニングへ降りて計画や予定を書いたカレンダーを見ます。
「あれ？今日は祝日だ～。何の日？え？海の日なの？印象薄いな」。
いずれにせよ、今日の病院行は無しになりました。
新聞を見てもどこにも一言も祝日らしき文言はありません。変だなあ？
商店街まで買い物に。途中の医者が「診療中」。おや、オリンピックの休日を加えるとあまりに休日が多すぎるとやることに決めたのか？
それにしても、祝日らしきことは何もない。いつもの休日なら子供連れの親子が多いはずなんだが・・・？？
夕方、郵便受けを除いたら、祝日にはないはずの郵便物と夕刊が入っている。変だなあ。
老いの頭の鈍さ！！ここまで来て自分の方が間違っていると思い始めました。内心、だってカレンダー今日は赤だよ、と思いながら。
さて、困った時のネット。「今年の海の日は？で検索してみました。首相官邸ホームページが出てきました。
2021年祝日の移動、が出てきました。勘違いしないようにとも書いてありました。
海の日はオリンピック開会式前日の22日へ。
スポーツの日はオリンピック開会式の日・23日に。
山の日はオリンピック閉会式に合わせて8月8日に
な〰るほど。カレンダー制作の時には、延期オリンピックの日程がまだ決まっていなくて、こんなことになったのですね。年末にはパソコン教室でマイカレンダー製作に力を入れますが、そう言えば、「どうしよう」とみんなで迷った挙句、「決まってから書き加えましょう」と黒にしたことを思い出しました。我が家の予定表のカレンダーは、市販の物を買って済ませていました。この制作会社は、移動しないで赤にしていたのね。
ああ、一日へんてこな気分を味わいました。
朝日だったか、日経だったか、忘れてしまいましたが、こんな投書が載っていました。
「育児を楽しむ娘夫婦」と題されていました。
共働きの娘夫婦の休日は朝食を楽しむことから始まる。部屋が散らかっていても、、生活に支障はないという主義。溜まった家事に追い回されることなく子育てを楽しむ余裕を持つ。
その昔の私（只今67歳）の休日は掃除・買い出し・食事作りで終わった。楽しむ日ではなく、翌週に供える忙しい日だった。それが賢い主婦だと思い込んでいた。子どもと楽しむ余裕はなかった。
若い夫婦は今日を楽しんでいる。私は明日やることを繰り上げて忙しさを作り出していた。子育てを楽しむ娘一家の余裕が、私にはまぶしい。
この67歳のおばあちゃま。そのまま私です。いつもイラついていました。心ならずも怒鳴ってしまうこともありました。反省です。今の若い夫婦は、「明日できることは今日はやらない」と構えると聞いたことがあります。
時代の流れもあります。もし私が幼い子供を育てる時に、部屋をとっ散らかしたまま子どもと遊ぶことはし難いことだったかもしれません。
この余裕のある生活を心にとめていた時に、テレビドラマからこんな言葉が聞こえてきました。中学生の男の子に、受験を強いて、余裕がなく、親子の仲が上手くいかない場面です。中学生が心を通わせている先生が話しかけています。
「お母さんはよかれと思っているんだよ。君とお母さんは同じ年なのだよ。大目に見て上げなさい」
「え？」
「子供が誕生して初めてお母さんになったのだよ。お母さんとしては君と同い年なんだよ。まだ新米なんだよ。お母さんも一所懸命お母さんになろうとしているんだよ」。
そうなんですね。新米母さんの一所懸命は空回りすることもありますよね。母子同級生で歩むつもりで。
昨日、お相撲名古屋場所がめでたく千秋楽を迎えました。
コロナ禍で2年ぶりの地方場所でしたが、コロナ感染の事故もなく無事終わったことは何よりでした。土俵は白鵬と照ノ富士・・6場所の休場ののち、進退をかけての横綱と、序2段まで陥落した後、這い上がり、元の大関の地位を取り戻し、今場所に綱をかけて戦う大関の全勝同士の決戦で幕を閉じました。大熱戦で白鵬が全勝優勝でした。
テレビ桟敷の観戦者・おせっちゃんは見ていていろいろなことを感じましたが、まず第一は、観戦者の自己自制がきちんとしていることでした。入場制限をしての観戦者でしたが、みんな自分の観戦の仕方で開幕が出来ているのだという自制が行き渡っているのでしょう、マスク無しの人は見当たらず、大声で四股名を叫んで応援をする人もなく、拍手のみで盛り上げていました。これは難しいことです。私はテレビの前で、技が決まった時などは、思わず叫びますもの。大勝負で興奮しながら、声を出さないというのは難しいことだと感心したのです。本当にお相撲のすきなファンであってこそと思ったことでした。
今場所は、なんといっても千秋楽の大一番です。勝った白鵬の四天王のような形相、負けは負けと落ち着いているようでも、自分の横綱昇進を無傷で飾れなかった悔しさを現した照ノ富士。見事でした。
次の場所からは、二人横綱で戦うのですね。楽しみにしています。けれど、相撲は只の勝敗を争う勝負ではありません。そこには地の神を納め、平穏な社会を願ういわば宗教的な文化があると思うのです。力士は全員神様なのです。そこには風格というものが必要です。特に最高地位の横綱には。
奇策と思われる立ち合い、わざととも思われる肘で相手の顔面をかちあげる技、まるで殴り合いのけんかのような腕を振り回す張手などない、きれいなそして力を尽くした勝負を見せてほしいのです。
難しい注文だと思います。でも考えてみてください。
