おせっちゃんの今日2

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親も時代に即して生きなければ。

2024-05-28 13:44:32 | 知人友人

親は、子どもに良かれと自分たちを犠牲にしても・・・と尽くす。だが、これが必ずしも正当なものとは限らない。多分に、自分たちの望みをかなえるために、子供を煽り立てて努力をさせるような傾向があるようです。

今日の「折々のことば」榛野なな恵氏のコミック[papa told me] 巻24の中の言葉(らしい?)

『当たり前だけれど悪気はないんだ。でも創造力もないんだ』。自分の親のことを言っているようです。優秀で、男らしく育ってほしいと望む親。女の子がくれたぬいぐるみを隠してしっまう親。

次元が違う親を責めても仕方がないとあきらめても、「僕は僕」といのが自分の備えたい強さなんだと親に注げるのだった。

私はもうすぐ6月には86歳になるフル狸ばさん、8人兄弟の下から2番目。時代は、終戦が、国民学校1年生の8月15日。それに続く貧しい時代でした。明治生まれの親は、子どもたちをどうにか一人前に育て上げることに必死の思いを抱いたのだろう。特に下二人・おせっちゃんとらい太を嫁に出してしまうことを望んでいたようでした。
「おなごは学問はいらんじゃろう」
「女の幸せは結婚して子供を育てること」。呪文のように言い聞かされました。日本の大きな方向転換もものともせずに自分の生きた時代をそのまま踏襲していこうとしていました。4兄が、時代の変化を話して聞かせ、経済的にも援助してくれるというので、やっと地方大学に行かしてもらったのでした。

結婚も追い出されるように、毎日お相手を探さねばとその望みばかりを押し付けられました。見合いという制度が、必ずしも悪いとは限らないけれど。

親も時代を学び、そして流されず、あたまを進歩させなければ。

 

 

 

 


5ー5=0

2024-04-15 13:32:57 | 知人友人

今日も「折々のことば」から。(2023/5/30) ・・・吉田 洋一 数学者

『ある日学校で「5から5をひくと0になる」と教わってびっくりした』

鷲田清一氏が解説文で、吉田氏のその時の考え方が書かれている。

林檎5つを全部食べたら何も残らない。だから、答えは無い、と思う。違うのか?

また、1を3で割ると割り切れない、という。半紙はきちんと3つに折れるのにと訝しんだ。分数で説明されても馬鹿にされたみたいだったと。

こんな子どもだったけれど、数学研究の道に進んだ。
当たり前のことが当たり前でないことに心が騒いだ。

数学者に、ならなかった、いや、なれはしなかったに違いない・・・おせっちゃんは、既にさっぱり忘れてしまっているけれど、兄から(どの兄だったかな?)0は、とても大事な考え方なんだ。インドの学者が、ゼロを考え付いたんだけれど、その発見から急に数学は進んだんだと教えられたことだけ覚えています。


折々のことば・・・幸田文

2023-11-23 13:30:20 | 知人友人

★ 『くろうとはどの道の人も、みなあと片付けがうまい』

幸田文は、あの幸田露伴の娘です。高校の国語の教科書に、露伴が、厳しく娘に雑巾がげを教え込む、二人の姿を描いた文があったような記憶があります。桶の水で雑巾を洗って絞る加減、階段を横にすっと滑らせ、壁に当たる直前に紙一重で止める奥儀。達者な文の文とともに記憶しています。

その文の見つけた人物評です。くろうとが片付けがうまいとは真実かもしれませんが、片付けがうまくできない、しようとしないような人は、くろうととは言えないのではあるまいか。文も当然この意を含んで書いた文に違いありません。

くろうとの代表として、文はこんな言葉も残しています。
花の先生が生け終わった時、不要になった枝を、3寸ほどに切りそろえて、纏めた。その様を見た時、塵さえいとおしく見えた。また、経師屋さんは障子を張り替えた後、次の家人の掃除がしやすいように、片付ける、という。

これもあやふやな記憶ですが、私も母から教えられたことがあります。
「食事の支度をする時、片付けながらやりなさい。料理が仕上がる時には、流しがきれいに片付くように段取りよくやるのよ」

段取りよく、なるべく使う鍋なども数少なく使いまわすこと。準備に使った道具類は、こまめに、面倒くさがらず後始末しながら動くこと。食べ終わったのちの片付けが、格段に楽になること疑い無しですね。

 


裸の辰、連れてきました。

2023-10-16 13:28:47 | 知人友人

土・日と以前委員をやっていた世田谷区民センターに行ってきました。二日間、恒例の秋の行事、センターまつりに出かけたのです。センターを主な教室として、学んでいらっしゃる方の作品展です。久しぶりに、仲間だった方と会うことができ、おしゃべりをさせてもらいました。

運営協議会の、教室・講習会の企画運営を手伝っていたのです。その中に次の年の干支を、木目込みて作るという講座が長く続いていました。今年も11月に辰を作る会を開くようになったとのこと。私はもう干支の12支を一回りしましたのでことしからは作る必要も無いのですが、指導の立場で出席するようにと誘われています。そのご苦労賃に材料をくださるということで、お手伝いすることにしました。

木目込み、知っていらっしゃる方が多いと思いますが、・・・
連れて帰ったのは裸の辰です。桐の木の粉を固めて、カタチができています。それに布を着せていくのです。平面の布を、立体の本体に皺にならないように置き、布端を、本体に切り込まれている筋にへらで押し込み、着せていくのです。下に写真を入れました。本体と、使う布です。

上手く仕上がりましたら、またお目にかけます。出来るかな??

 


下肢の不具合・・快方に向かう 2

2023-08-24 16:44:04 | 知人友人

隔週くらいに通い始めました。その間の家庭での様子を話す。マッサージを施し、私が訴えるところを治療するべく悪いところを見つけてくださるようです。家庭でできる体操を教えてもらって帰宅します。

2・3か月経った頃、先生のお考え。
おせっちゃんの不具合は、必ずしも圧迫骨折をしたところの狭窄による神経の痛みだけではないと思います。痛みで、行動が少なくなり、筋肉が弱っていて、ぼくが教えた体操によって負担がかかり、いわゆる筋肉痛が起こっていることがあります。
もう一つは狭窄による神経の痛みです。貧乏ゆすりのような変な動きなどは、こちらの不具合だと思います。

背骨を触ってみると、ほんの少しですが曲がっています。この曲がりが、狭窄を上乗せしているように思います。マッサージで間借りを直すようにし、筋肉をつけて、がっしりと固めましょう。
貧乏ゆすり的な不具合は、神経の逃げだと思います。神経は、痛みをなるべく小さくするように、狭いところで動いて、刺激を受けないように努力しているのです。これも筋肉を鍛えることで、改善されると思います。

今まで、医者からも、しびれは取れないよ。手術という手もあるけれど、したから治るというものでもない、と見放されていたのです。こんなに丁寧に、原因を説明されたのは初めてです。俄然、信用して頼ろうという気持ちが大きくなりました。

それからまた2週間に一度通いました。不思議です。貧乏ゆすり、不自然な動きをする脹脛の動きは消えてきました。
書くのを忘れていましたが、足の裏の異常な感覚。足に固い皮を一枚被せたような、砂に小さな石を混ぜたところを裸足で歩くような異常な感覚も、感じる範囲が縮まってきました。

ずいぶん楽になりました。先生も「いい傾向ですねえ、よかった!」とニコニコ。

本当に気分が明るくなってきました。