大事なことではあるけれども、ありとあらゆる方向から聞こえてくるコロナ報道は、気持ちを重く、少なからず不安にします。変異型までが勢力を伸ばしてきて、もはやワクチンだけが救世主のような気がしてきていました。
来ました来ました。ワクチン接種券。高齢者優先と言うのは少々申し訳ないような気もしますが、医療崩壊を避けるためにも重症患者を増やさないことを第一義に考えてのことだと聞いて、自分に納得させています。
世田谷区は28日午前8時30分から受け付けるとのこと。ネットで申し込んでみようとその時間を待ちました。
時間と同時に区のホームページを開き、ワクチン予約に進み、受け付けてもらうように申し込みますが、つながらないこと繋がらないこと、一歩も勧めないという状態です。
う~ん、少し前、区民センターのコミュニティー委員の会があった時、「する?少し様子を見る?」と話題になった時には、様子見派が多かったと思いますが、その後の状況で、皆一日も早くと思い始めたのでしょうか。
午前中、主婦仕事をやりながらパソコンの前を通ると度にボタンを押してみては振られ、押してみては相手にされず、・・・午後も同じく。
ネット申し込みは24時間受付なので、夜中、ベッドに入る前にやってみましたが、「つながりにくい状態です」。朝から同じ文面です。
翌朝、8時半、やってみました。同じく振られ。もういいや、と思いつつも午後も夕方やって見たら、やっと迎え入れられ、手続きが済みました。6月2日、と25日。2度の接種が決まりました。
夫の分をやらなくっちゃ。夕食後にやってみました。2度目は慣れてすらすらとパソコンを操れて、受け付ける方も空いてきたのか簡単にとれました。6月5日と26日。
夫ははじめ「注射は嫌だなあ、怖いよ」などとたわけたことを言うものですから、「あなた一人がかかるかからないの問題ではないの。私が初めに人体実験をしてみるから、少し後からでいいからやるべきよ」と言い聞かせました。
息子Kに取れた旨ラインしたら「よかったね」と一声。その後ひっかけて「でもまだ大分後だねえ」と。一月ぐらいすぐ経つよと思いつつ、こうした時は時間がゆっくりしか動かないのかなあと思ったり。
折角ワクチンが目の前まで来てくれたのです。目前にして間に合わなかったということのないよう、マスク、手洗い、お家籠り、静かに待つことにしましょう。