今日で8月が終わります。異常に早い梅雨あけだとおもったら、猛烈な暑さ。これが9月の半ばまで続くのかと思っていたら、梅雨前線の逆戻り。線状降水帯とやら言う豪雨が東北に害を及ぼしました。何処までが梅雨前線なのか、分からないまま残暑は今のところ居座らず、早々秋の気配です。今後台風被害など、暴れることなく、爽やかな秋になってくれますように。
明日は、関東大震災の起こった日です。万が一の災害に備えることの大切だと改めて思います。明日は例によって9月のカレンダーを載せたいと思いますので、一日早く今日、災害に対する心構えで、案外盲点になっていると思うことを書いてみます。以前一度書いたと思いますが、お子様をお持ちの方などに大事なことと思いますのでいま一度書きます。
ある学校で防災(地震)訓練を行った時のことだそうです。お昼休みで、多くの児童が運動場の真ん中で遊んでいました。そこへ災害発生のサイレン。大地震が発生しました、それぞれ命を守ってくださいの放送。
この時、児童がどう動いたと思いますか。
運動場にいた児童は一目散に自分の教室まで走り、机の下に潜り込んだのだそうです。日頃の訓練の失敗ですね。児童たちは避難訓練通り動いたのでしょう。でもこれでは困りますよね。
運動場の真ん中にいれば、物が倒れてくるわけではないし、天井から物が落ちてくる心配もないのです。そのまま、しゃがんで静かにしているのが正解でしょう。児童たちが、速く教室に行こうとすれば、昇降口などは混乱もするでしょうし。
同じ時、図書館で本を読んでいた子もいたのだそうです。その図書館は、机は本棚近くに小さく纏めて並べてあって、教室のほとんどは空間になっていたのだそうです。それでも児童は、いつ本棚が倒れて来るか、本が飛び出してくるか分からない机の下に潜ろうとしたのだそうです。
この学校では、根本的に訓練を見直したそうです。その場その場で、どうするのが一番いのちを守れるかか、とっさに落ち着いて考える力を付けなければ、いけないことに気が付いtのだそうです。ただおざなりに地震⇒机の下、の訓練ではだめなのです。
やはり大元は、考えることのできる子、を作ってやることですね。
一度投稿して、書き加えています。今朝の朝日新聞に「もしもあなたが銭湯で、真っ裸で風呂に入っている時,地震があたらどうする?」という意表を突く記事がありました。そうなんですよね。そんなことわが身には起こらないと思うのが普通でしょうか、でもあり得ないことではありませんよね。
いちいち新聞記事を書き写しませんが、心得なければいけないこと満載です。ご一読を。