長年夫婦で営んできた米沢のペンションおしょうしなを閉館して一年3か月が経ちました。おしょうしな閉館以来私たちの環境は大きく変わりました。
今回は私たちのこれまでとこれからについてご報告させていただきます。
・これまでの経緯
まずは、おしょうしな閉館直後から夫婦で管理人として勤めはじめた静岡県熱海のペンション枇杷物語を今年の4月末で揃って退職したことを遅ればせながらお知らせします。
長年自分たちのペンションを自身のやり方で営んできた身には、(私以上に夫の心のなかで)他人のペンションをただ管理するだけということに飽き足らなくなってきたことが退職の主な理由です。
いま熱海での日々を振り返り、同じペンション業とはいえ米沢とはまったく違う熱海の環境はとても刺激的でした。
毎日のようにあらたな発見がある有意義な数か月間を過ごすことができたことをありがたく思っています。
またこの期間、少なくない人数のおしょうしな時代のお客様が枇杷物語を訪ねてきてくださったこともうれしい驚きでした。
熱海までお越しいただいた皆さまにこの場を通じて深く感謝申し上げます。
枇杷物語を退職後の5月からは二人で米沢に戻り、夫は昨年冬の雪害で大きく損壊したおしょうしなの建物の後片付けに一人でコツコツと取り組んできました。
そして夫の頑張りの甲斐あって、8月末でその後片付けも終了しました。
・これからの挑戦
きのう9月2日、夫は単身で再び静岡に発ちました。
実を言いますと、枇杷物語を辞めることが決めたとき自分たちの将来の姿を真剣に話し合い、再び自分たちの宿を開業することを決意し、熱海周辺で中古の手頃な物件を探し始めていたのです。そしてほどなく熱海の隣伊東市でよい建物をみつけ、思い切って購入しました。
新居は伊東市内でも別荘や宿泊施設が多い「伊豆高原」エリアのなかにあり、伊東を代表する観光スポット「シャボテン公園」や「大室山」などもすぐ近くです。
↑購入直後の新居。
4月末ということで、新居の庭にはつつじが綺麗に咲いていました
二階の窓からは太平洋を望み、空気が澄んでいれば伊豆大島、遠くに房総半島を見ることが出来きます。
建物は決して大きくありませんが、熟年世代のオーナーが切り盛りするのに丁度いいサイズです。
今日からは夫がこの伊東の新居に住み、専門の業者さんと相談しながら少しづつ建物の改修作業を進めていくことになります。
宿としての営業をスタートするのは来年2018年を予定しています。
そのようなことで夫は伊東での新生活をスタートさせましたが、一方私は今後も米沢に残ります。
娘家族と同居し、以前と同じように米沢での暮らしを楽しんでゆくつもりです。
伊東と米沢。結婚30年目にしてはじめて夫婦分かれての生活となりますが、今後もこのブログを通じて伊東の新しい宿プロジェクトの進行状況もご報告する予定です。
(さすがに伊東の新しい宿の名前を米沢方言由来の「おしょうしな」にすることは無理があるので、ゆくゆくは新宿の屋号に合わせてこのブログのタイトルも変えなければいけませんが、当面はこの「おしょうしな満腹日記」のままで運営を続けます)。
以上、長々と書きましたがひとますご報告まで。
どうか今後もよろしくお願いいたします。
今回は私たちのこれまでとこれからについてご報告させていただきます。
・これまでの経緯
まずは、おしょうしな閉館直後から夫婦で管理人として勤めはじめた静岡県熱海のペンション枇杷物語を今年の4月末で揃って退職したことを遅ればせながらお知らせします。
長年自分たちのペンションを自身のやり方で営んできた身には、(私以上に夫の心のなかで)他人のペンションをただ管理するだけということに飽き足らなくなってきたことが退職の主な理由です。
いま熱海での日々を振り返り、同じペンション業とはいえ米沢とはまったく違う熱海の環境はとても刺激的でした。
毎日のようにあらたな発見がある有意義な数か月間を過ごすことができたことをありがたく思っています。
またこの期間、少なくない人数のおしょうしな時代のお客様が枇杷物語を訪ねてきてくださったこともうれしい驚きでした。
熱海までお越しいただいた皆さまにこの場を通じて深く感謝申し上げます。
枇杷物語を退職後の5月からは二人で米沢に戻り、夫は昨年冬の雪害で大きく損壊したおしょうしなの建物の後片付けに一人でコツコツと取り組んできました。
そして夫の頑張りの甲斐あって、8月末でその後片付けも終了しました。
・これからの挑戦
きのう9月2日、夫は単身で再び静岡に発ちました。
実を言いますと、枇杷物語を辞めることが決めたとき自分たちの将来の姿を真剣に話し合い、再び自分たちの宿を開業することを決意し、熱海周辺で中古の手頃な物件を探し始めていたのです。そしてほどなく熱海の隣伊東市でよい建物をみつけ、思い切って購入しました。
新居は伊東市内でも別荘や宿泊施設が多い「伊豆高原」エリアのなかにあり、伊東を代表する観光スポット「シャボテン公園」や「大室山」などもすぐ近くです。
↑購入直後の新居。
4月末ということで、新居の庭にはつつじが綺麗に咲いていました
二階の窓からは太平洋を望み、空気が澄んでいれば伊豆大島、遠くに房総半島を見ることが出来きます。
建物は決して大きくありませんが、熟年世代のオーナーが切り盛りするのに丁度いいサイズです。
今日からは夫がこの伊東の新居に住み、専門の業者さんと相談しながら少しづつ建物の改修作業を進めていくことになります。
宿としての営業をスタートするのは来年2018年を予定しています。
そのようなことで夫は伊東での新生活をスタートさせましたが、一方私は今後も米沢に残ります。
娘家族と同居し、以前と同じように米沢での暮らしを楽しんでゆくつもりです。
伊東と米沢。結婚30年目にしてはじめて夫婦分かれての生活となりますが、今後もこのブログを通じて伊東の新しい宿プロジェクトの進行状況もご報告する予定です。
(さすがに伊東の新しい宿の名前を米沢方言由来の「おしょうしな」にすることは無理があるので、ゆくゆくは新宿の屋号に合わせてこのブログのタイトルも変えなければいけませんが、当面はこの「おしょうしな満腹日記」のままで運営を続けます)。
以上、長々と書きましたがひとますご報告まで。
どうか今後もよろしくお願いいたします。