手を洗う。主イエス・キリストの御名によって。アーメン。（旧約聖書）

　　　　主よ、わたしは手を洗って、罪のないことを示し、
　　　　あなたの祭壇をめぐって、
　　　　感謝の歌を声高くうたい、
　　　　あなたのくすしきみわざをことごとく述べ伝えます。

　　　　　（詩篇第２６章６節から７節　）


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　日本には言い古された「○×から足を洗う」という言い方があるが、この古代のイスラエルでの「手を洗う」という言い方は、殊に「罪深き思いと行いから離れ、罪との関係を絶ちますという、神への決意表明」なのである。
　周囲の人間に対して決意表明するのではない。
　天地を創造され、わたしたちを創造された主イエス・キリストに決意表明をするのである。だから、わたしは古代イスラエルのように「あっ、いけないな」と心底思う行いや思いに囚われてしまったら、パッと立ち上がり、「主よ、ごめんなさい」と言ってから手を洗う。ざぶざぶ洗う。
　これは主なる神・イエス・キリストがわたしを心から思いやってくださり、憐れんでくださるから出来ることだと思って、つくづく感謝している。
　「あっ、そらそら、すぐに手を洗っておいで」と主イエス・キリストはやさしくおっしゃってくださる。そしておごそかに宣告してくださる。
　「わたしの十字架と復活を信じる信仰のゆえに、あなたの罪をすべてゆるすよ」と。


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