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朝やけの
光は
希望
真昼の
光は
情熱
夕陽の
光は
かなしみ
夜空の
光は
祈り
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↓:光。
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遊び疲れた
小さな天使が
眠っている
窓から差し込む
やわらかな
月の光を
掛け布団にして
そうしているうちに
いつか きっと
月の光の色をした
もっと大きな翼が
生えるだろう
天へ
向かって
飛び立つ日 . . . 本文を読む
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鶴になったり
紙ひこうきになって
窓から
空へ飛び立つ
買い物や電話番号のメモ用紙
何枚も重ねて綴じれば
白い小さな日記帳
このごろは
めったに見られなくなった
薬包紙
忙しい
薬剤師さんや
看護婦さんにとっては
. . . 本文を読む
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そんなにも
かろやかに
そんなにも
素直に
ジェット機よりも
やさしく
宇宙船よりも
自由に
君は飛べるんだね
もしも
君に乗せてもらえたら
素直になれない
わたしの心も
ヒューンと
ひとっとび
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地上が
あんまり かなしかったから
ひとは夜空に絵を描いた
天の星と星をつないで
夜ごと
壮大な絵物語が
上演される
天球という
永遠に朽ちない
まわり舞台で
そして
今
四季をつげながら
まわる舞台の下 . . . 本文を読む
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昼間の喧噪の中で
わたしの夢は
耳をふさぎ
翼をたたんで
夜になるのを
じっと待つ
夜空に
自分だけの星座を
つくるために
耳をふさいだ手をのばし
たたんだ翼を大きくひろげ
星たちをたずねまわり
. . . 本文を読む
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主が与えし
この天地
この天地は
主の詩
すべてのもののいのちの詩
すべてのもののいのり
すべてのものの愛
主が与えし
愛の詩
主が与えし
いのり
主が与えし
いのち
☆★☆★ ☆★☆★ ☆★☆★ ☆ . . . 本文を読む
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朝 目が覚める
「主よ 安き眠りを与えてくださいましたことを感謝します」
目をあけるとすぐにお祈りをする
なんとなくだるい
しかし不思議だ
わたしはあたらしくなっていることを感じる
このあたらしく感じさせているものは何だろう
「ああ 主だ! 」
と深く感謝する
わたしのい . . . 本文を読む
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たんぽぽの
綿毛になって
まよいも
ためらいもなく
さりげなく
ひそやかに
素直に
自由に
風に乗って
やさしさの種を
蒔き続けることができるなら
凍てついた大地の上にも
灼熱の砂漠の砂にも
たんぽぽの花が
咲き始めるにちがいな . . . 本文を読む
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気の早い
風鈴が
春の風を
告げています
梅の花が咲き
山のクマはあくびを始めました
カエルは土からむっくりと起き上がり
菜の花は黄色い海
桜の花の姿が目に浮かびます
さあ
目を覚まして
散歩でも
してごらんなさい
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