ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

「2つ目の儀式」を経て、、、ついにルーマニア入国!

2009年03月07日 23時16分08秒 | ⑦’05夏・ハンガリー&ルーマニア
前回のハンガリーの国境審査、想像以上の反響(←コメント)をいただきました。
ウチ、メチャ驚きました!


でも、やはり皆様、国境越えにはいろんな思いがあるんでしょうね。
お書き頂き、ありがとうございます。


こんな拙い旅行記ですが、楽しんでご覧になられたのかと思うと、やはりうれしいです。
やはりリメイクして書いてよかったです!



今日はその続編です。

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ブカレスト行きのユーロナイトは、ハンガリー側の国境駅を出発して、暗闇を国境へと走り始めました。


この国境越えの最初の儀式、ハンガリーの出国審査はまず終わりました。

もちろんルーマニアの入国審査もこれからあります。

でも、ここでは「他にも」大事な儀式があります。。。




「時差の調整」です。



つまり、、、

この列車でこの国境を越えると「1時間、時間が進む」(西に行けば1時間遅くなる)んです。

これをやらないと、、、



とんでもないことになります!



なので、ハンガリー側の国境駅で停車中に、時差を直しておきました。



午後10時前にハンガリー側の「Lokoshaza」駅を出たので、、、

その時のルーマニア側の時刻は、、、


午後11時少し前。



いつも飛行機に乗るときに「時計を7or8時間遅くしたり早くしたり」するんで、時差を調整すること自体は慣れてるんですが、、、


列車で、、、
しかも「たった10分ほど走るだけ」で「1時間時刻が早まる」なんて、、、



つまり、「地続きの移動での時差の調整」、、、







これ、「初体験」です。。。






なんか不思議な感じでした。。。。。



そして、、、

外が相変らず真っ暗で、しかものんびり走ってた。。。。。


ゆっくり走るのも国境だから???
一気にではなく、じわじわ・・・



でも、「この徐々に進む」ってのが、、、
「いよいよ別世界に踏み入れるんだな、、、」って感じで、ドキドキして仕方なかったです。。。




で、何も見えないけど、、、



おそらくどこかでハンガリーとお別れして、、、


きっと、ルーマニアに入ったんだと思います。

でも、その時はまだ実感が湧かなかった。

だって、何も見えないんだもん・・・



そして10数分走って、再び明るくなって、、、



ホームに到着。

時刻表での停車駅では「Curtici」。


駅名板は見えなかったけど、窓を開けたら、、、、、




問答無用。
これでルーマニアに入ったことを実感できました!!!