2009年10月4日 礼拝メッセージ
■タイトル:『前進しよう!―その24 与えられているもので神に仕える』
■聖書箇所:出エジプト4:1~9
■中心聖句:
出エジプト4:2 主は彼に仰せられた。「あなたの手にあるそれは何か。」彼は答えた。「杖です。」
■序
神様に仕える者となっていこう。それは素晴らしい祝福!今日は神様に仕える者となっていくためのヒントを学びましょう。
<箇所の説明>
・出エジプトの時、神様によって選ばれたリーダー、モーセ。神様がモーセに現れ、その働きのため、モーセを任命された。そのときのこと。
・神様はモーセに尋ねた。「あなたの手にあるそれは何か?」モーセは答えた。「杖です。」
神様「杖を投げよ」モーセ、言われたとおりに。杖は蛇に。神様「蛇をつかみなさい」モーセ、その通りに。蛇が元通り杖に。さらに神様「手を懐にいれよ」手がツァラアトに。神様が言われる通りもう一度懐に入れると元通りに。
1.神様は、あなたが持っているものを用いてくださり、神様に仕えることができるようにしてくださる。
・神様は言われた。「あなたの手にあるものは何か?」 モーセの手にあったもの。それは普通の羊飼いの杖。そのモーセの杖が用いられた。
・神様はあなたにも言っておられる。「あなたの手にあるそれは何か?」なんのために?神様はそれを用いて、あなたが神様に仕えることができるようにしてくださるため。
・あなたの手にあるもの=神様があなたに与えてくださっているもの。⇒能力 賜物 時間 労力 特技 経済 経験 あなた自身
・神様にそれらをささげてみてください。神様はそれらを用いて、あなたが神様にお仕えできるように導いてくださる。
・モーセの杖はどのように用いられたか。
4:20 「神の杖」と呼ばれている。
14:16 紅海が分かれて、乾いた地を渡る奇跡のとき。
17:9 アマレクとの戦いにおいて
2.あなたの手にあるものは、特別なものである必要はない。
・モーセの杖、いったい、いつからモーセは持っていたか? 聖書に書いていない。たぶん、ミデヤンの地で羊飼いをするようになって持つようになった羊飼いの杖ではなかったか。たぶん、普通の羊飼いの杖であったのではないか。
・あなたが神様におささげするあなたの能力、時間、才能、その他。並はずれたものである必要はない。神様はあなたがささげる普通のものを用いて、神様の奇跡のみわざを現わしてくださる。
・そのままでいい。ほっとしますね。しかし、言い逃れができないという面もある!
・「もっと時間があれば神様にお仕えするんだけれど…」 「もっと能力があれば」 「もっと状況が良ければ」 「あの人のような条件であれば…」このような言い訳は通用しないことを心にとめてください。今のあなたの今持っているものを主におささげしてください。
・Ⅱコリント8:11~12 ですから、今、それをし遂げなさい。喜んでしようと思ったのですから、持っている物で、それをし遂げることができるはずです。もし、熱意があるならば、持たない物によってではなく、持っている程度に応じて、それは受納されるのです。
3.主が与えてくださったものを、間違って用いることがないように注意しなければならない!
・20:8~ メリバの水の事件
・モーセは神様から命じられた。「岩に命じよ」 しかし、モーセは杖で岩を2度打った。神様のみこころに沿わないことだった。モーセは神様からきびしい警告を受けた。
・主はあなたを用いてくださる。 あなたは主にお仕えすることができる。主は、あなたに与えられているものを用いて、主に仕えることができるようにしてくださる。
・しかし、いつも忘れてはいけない。主はあなたに何を求めておられるか?「素晴らしい成果」か?「主に仕えるダイナミックな生き方」? 「あなたが誰かから評価され、認められること」?
・どれも悪いことではない。しかし、第一のことがある。主は、あなたが主に忠実に従ってくることを求めておられる。
■宣言:神様、私が持っているものを用いてください。そして、あなたに仕える者とならせてください。