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『神の家族-違いはあるけれど思いは一つ』(ピリピ書講解説教第35回)ピリピ4:1~3より 2022年7月3日小山コミュニティチャペル礼拝メッセージ 要旨

2022年07月04日 | ♪ 聖書からの話―礼拝メッセージなど―

2022年7月3日礼拝メッセージ 要旨

■『神の家族-違いはあるけれど思いは一つ』(ピリピ書講解説教第35回)

■聖書箇所:ピリピ4:1~3

■中心聖句:ピリピ4:2~3 ユウオディアに勧め、シンティケに勧めます。あなたがたは、主にあって同じ思いになってください。そうです、真の協力者よ、あなたにもお願いします。彼女たちを助けてあげてください。この人たちは、いのちの書に名が記されているクレメンスやそのほかの私の同労者たちとともに、福音のために私と一緒に戦ったのです。

 

・推理ドラマはお好きですか。

・謎解き、犯人捜し。

・私はまあまあ好きです。

・最近見ていたドラマでも真犯人を推理しました。

・見事に・・・

 

・はずれました!(残念~!)

 

・聖書を読む時には時に、推理を働かせる探偵のようになる必要がある時も。(聖霊様に導かれた推理ですが)

 

 

・聖書箇所をお読みください。

 

・今日の箇所。ピリピ最後の章である4章。

・:1~3 ピリピ教会における3種の対象への勧めがなされている。

・(A)4:1 ピリピ教会のメンバー全員へ、(B):2 ユウオディアとシンティケへ、(C):3 「真の協力者」と呼ばれる人へ

・それぞれの勧めについて検討し、学ぶべきことを受け止めましょう、ということで先週は1節から、主にあって堅く立つことを学びました。

・今日は、2~3節から学びましょう。

 

・(B)の二人について。

・確かなことは分からない。

・ピリピ教会のリーダーであったのではないか。もしかしたら二人の女性執事だったか。

・3節より、「私の同労者たちとともに、私と一緒に戦った」、という内容より、ピリピ教会の設立に貢献したと考えられる。

 

・(C)の「真の協力者」について。

・これも確かなことはわからない。

・ユウオディアとシンティケを助けるようにとの勧めから考えると、サブリーダー的な立場であったかも。

・もしかしたら、ユウオディアとシンティケがナンバー1&2とすると、真の協力者はナンバー3ということか。

 

・解釈上の大きな課題はなぜ、名前を公表する必要があったのか?ということ!

・多くの解説では、二人の不一致が教会にまで悪影響を及ぼす心配があった。それでパウロは名前も上げて問題解決に取り組んだのでは、という解釈。

・しかし、この解釈ではしっくりこないところがある。

・(あ)どんな不一致があったのか、何も記されていない。教理上の問題ではない(3:2~3、3:18~19とは違う)のは確か。

・(い)どちらが是か、非か、ということもパウロはしるしていない。どちらが良くてどちらが悪い、という問題ではないようだ。

・(う):3 真の協力者への依頼。二人を助けてあげて欲しい。ふたりとも助けられるべき、支持されるべき、ということが暗示されている。

 

・このような解釈はどうでしょうか。

 

・ユウオディアとシンティケはリーダーとしても、教理的にも、行いとしても問題はなかった。

・二人は、好対照の二人だった。タイプが違った。考えのスタイルが正反対だった(ピリピ教会では有名だった?!)。

 

・この二人が心がけるべきことは次のことであったのではないか。

・「お互いに違いを認め合うこと。」そして、「主にあって同じ思い」になることだったのではないでしょうか!

・この二つのことが、今日、私たちが学び取りたい第一と第二のポイントになります。

 

・:2 ユウオディアに勧め、シンティケに勧めます。あなたがたは、主にあって同じ思いになってください。

1.主にある神の家族同士、主にあって同じ思いを持つ者となりましょう。

・主にあって同じ思いに。

・イエス様への信仰において同じ思いに。

・福音において同じ思いに、と言ってもいい!(二人はパウロとともに福音のために戦った!)

 

・福音とは?

 ・天地万物の創造における神の愛。

 ・人の罪。神との関係の破壊。

 ・罪なき神の子イエスが、人類の罪を負って十字架にかかられた。

 ・そのことを確かなものとするため、三日目によみがえられた。

 ・罪の赦し・救いは提供されている。

 ・受け取ればいい。それが信じること!

 

・このイエス様への信仰において一致する。同じ思いになる。

 

 

・:2 ユウオディアに勧め、シンティケに勧めます。あなたがたは、主にあって同じ思いになってください。

・「主にあって同じ思いに」

・まったく同じ思い・考えになれ、ということではない。

・違いは違い、認めあう。

・主にあって同じ思いに!主とつながっている者同士として同じ思いに!

2.主にあって同じ思いになるということは、まったく同じ思い・考えになるということではありません。お互いの違いを認め合っていきましょう。

 

・参考 パウロとバルナバの決裂。第一次伝道旅行に行った仲間。15:36~41。意見が分かれる。第一次伝道旅行でヨハネ・マルコを連れて行くどうかで。バルナバは連れて行く、パウロは連れて行かない、と主張。別行動という結論に。

・これも解釈が分かれるところ。彼らも人間、罪人だ。確かにそうだが、こう解釈したい。

・バルナバは「人物」、「人育て」に焦点を合わせていた。パウロは、「働き」、「使命」に焦点を合わせていた。

・どちらが正解か?どちらも大切!

・違いを認め合うことが大切なのではないでしょうか!

 

 

・:3 そうです、真の協力者よ、あなたにもお願いします。彼女たちを助けてあげてください。

3.主にあって同じ思いとなっていくためには、他の兄弟姉妹の助けが必要です。助けを求めましょう。支え合っていきましょう。

・パウロは、真の協力者に依頼した。「助けてあげてください」

・パウロは、ユウオディアとシンティケは主にあって同じ思いとなることを求めていた。お互いに違いを認めつつ。

・同じ思いとなることを目指す二人をパウロは応援したい。

・そして、真の協力者にその応援を要請している。

 

・主にあって同じ思いとなることを目指す人には助けが用意されている。

・神様が助けてくださる。

・兄弟姉妹を通して助けを与えてくれる。

・助けを求めていい。助けを求めるべき。

・神様は、助けを与え要としてくださっています!

 

・まとめ

・神様は、天国の出張所を持っておられる。それがキリスト教会!

・違いを認め合い、主にあって同じ思いになって信仰の道を歩んでいく。

・お互いに助けを求め、助けを与え、支え合って歩んでいく。

・天国の出張所として歩んでいきましょう!

 

宣言:神様、あなたは、私たち神の家族である教会を愛し、導いてくださっています。私たちは、お互いの違いを認め合い、助け合いながら、主にあって、同じ思いとなっていきます。

 

付録

■主要観念:神の民への神のみこころは、堅く立つこと、同じ思いになること、助け合うこと。それらは神の愛によって、そして、「主にあって」、実現できる。


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