papalion - 航海日誌

東京で活動するライブバンド papalion(パパライオン)のブログです。

お遍路を自転車で・・・56(9日目)

2008年02月18日 | お遍路を自転車で・・・
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2006年の秋、自転車でお遍路四国八十八ヶ寺を廻った話の続き。

お遍路を始めて9日目、写真は、長宗我部盛親展の見出し看板。

平日の朝、久しぶりにゆっくり起きて朝飯を食べた後、自転車を洗って洗濯物を干して、休憩。ついでに早目にお昼を済ませた。今日は、自転車の修理と足りない物を購入して、時間があればお寺を参拝する予定。

ネットで自転車屋を調べて出かけた。100円ショップで自転車の潤滑油と小物袋を購入し、自転車屋へ。自転車屋でギアの位置等の細かい調整をしてもらった。プロがやると全然違う。ギアチェンジもよりスムーズになった。その足で30番善楽寺へ向かう。

30番善楽寺までの間に土佐神社があって、ついでに参拝。
30番善楽寺は土佐神社の近くにあり、観光バスも数台来ていた。境内はそれほど広くないが、建物は比較的新しいお寺だった。
その後、高知県立歴史民俗資料館で開催されている長宗我部盛親展を見に行った。翌日、会う約束をしていた祖父にその盛親展の資料本をプレゼントするために行った。
お客さんは少なかったが、戦国末期の須崎の繁栄ぶりやら、その当時土佐でも鉄砲が生産されていた資料等があり、なかなか面白い内容だった。
続いて資料館の周囲の(資料館は岡豊城跡の山にある)岡豊城跡を見た。城跡は、立派な建物こそ無いが、遺構としてその形状をイメージさせられる程度のものが残っており、ぐるっと見て廻って、そこそこ楽しんだ。
太陽が落ち掛かっていたので帰宅する。


※この後は、お遍路を一旦終了し、松山から高知に戻って3日後のはなし。
明日から仕事でまた徳島へ行く事になり、その前にと高知城に行ってから、高知のライブハウスへ遊びに行った。
ライブでは久しぶりに大音量を楽しんだ。地元のバンドも出ていて学生風なバンドも出ていた。トリは宇和島の全国ツアーを廻っているバンドで、技術はあったが面白みは無い、これなら地元の学生バンドの方が色んな意味で面白い、なんて思いながらライブハウスを出た。

帰り道、宇和島のバンドに納得できなくて、コンビニでビールを買い、帰る途中にある公園に立ち寄った。公園のブランコで中学生のカップルが何やら話していて、ちょっと気まずいかなと思い帰ろうとしたら、そのカップルがすぐ立ち去ったのでベンチに座って休憩した。
10分ぐらい過ぎて、知らないおじさんがやって来た。何かなと思ったら、今度はパトカーがやってきた。どうやらおじさんとは関係なく、先ほどのカップルがまだ公園の入口付近で話し込んでいて、近隣住民が電話で通報したらしい。

おじさんと、なんだろうねとパトカーを見ていたら、警察官が2人出てきて話し始めたので、気になり近寄ってみた。中学生のカップルは住所とか名前とか学校とかを聞かれていた様子だったので、中学生が夜公園で話す事が学校や名前を取り調べられる程悪い事なのか、と警察官に聞いてみた。
2人の警察官と一緒に警察官の業務内容について少し突っ込んで話し合っていると、もう帰っていいからと中学生のカップルが開放されたので、話を打ち上げた。警察官は納得できないのか、何で帰るんだ、自転車か?飲酒運転だぞ。と言われ、自転車を突いて公園を出た。
横で一部始終を見ていたおじさんもどこかへ去って行った。

結局、知らないおじさんは何をしていた人なのか、はよくわからなかった。

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