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「でにをは」別口入力・三属性の変換による日本語入力 - ペンタクラスタキーボードのコンセプト解説

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ペンタクラスタキーボードでチャットで改行せなの悪夢から解放される

2022-08-01 | アルファベット液晶入力+テンキー部

チャットをするときには、いつも身構えます。
以前何度か、amazonカスタマーサービスのチャットをしました。
いつものように不具合説明のくだりをメモ帳に仕込んでチャット画面にコピペで流し込む…
そんでもって話が進んで想定外の返信を求められるとしどろもどろ…
それというのも、込み入った説明をするときにはどうしても複数行になってしまうというのに
Amazonチャットの仕様は改行すると送信してしまうシロモノで…うーん、もどかしい。
どーにかならないの、これ。

というわけで、チャットにおけるの改行・送信問題についてが今回のテーマです。

Amazonに限らず、様々なサービス、あるいはチャットソフト個々の事情などでもこの種の問題は定期的にちょくちょく話題に上っているようで
この6月にも複数のニュースサイトやブログで話題になっていました。
アプリや環境によって使い分けのショートカットキー入力などもあるようですが、各社で統一がとれておらず操作もまどろっこしくてそんなのいちいち覚えていられません。

それほど頻繁に問題になるようであれば、これはもっと根源的な問題なのでは?
ペンタクラスタキーボードでは、抜本的な解決策をご用意しました。
それがこれ↓です。

以前のコンセプト案から一部修正して、テンキー部のレイアウトと機能を改善して
でかでかと「送信」キーをしつらえてあります。
こうしてキーボード自体で明確に機能を分離してあればショートカットキーだとかその場しのぎの弥縫策に引っ張られることもなく
物理的に、直観的に、解釈の曖昧性もなく、一意にユーザーの意図が伝わります。
これこそが根源的な解決方法です。
異なる端末ごとのAPIはどうするのか、制御文字としての改行コードの取り扱い・運用の兼ね合いはどうするのか
など枝葉末節の議論もあるかとは思いますが
ペンタクラスタキーボード体系のアーキテクチャーはOSレベル・文字コードレベルから根本の見直しを目指しているので
過去の遺産に縛られることなく自由に発想していければよいと考えているのでそんなものはちっとも意に介しません。
もともと昔のキーボードでは改行と送信が独立していたモノもあったようですのでよほどの合理性があったのでしょう。
ケチってキーを減らそうとするからこうなる…
私見ではありますが、もうスマホと同じ土俵では勝負にならないのですから
物理キーボードは多キー化、詳粒度化が生き残りのためには避けられない論点であると思います。

最後に今記事をリサーチするときに巡り合った有用なWeb記事を貼り付けておきます。

あらゆるチャットのEnterの挙動を徹底調査。~改行キーと送信キーは統一すべきである~ - えくせるちゅんちゅん

非常に細かく調べられており2020年の記事なので若干の変更点もあるかとは思いますが
インターフェース事情や規格制定者さんへの提言などが含まれており、よそ様のブログではありますが
皆様とシェアすることでこの問題への認知・理解が進むことを願っております。

 


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